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2020年5月、BtoCの企業経営者が取り組む6つのこと

2020年05月07日

ジーキューブパートナーズの島田です。


今週はマーケティングに関するコラムです。



5月4日にコロナウイルスによる緊急事態宣言が5月末までに延長されることが決定し、非常事態はまだまだ続きます。

まともな企業活動ができなくなる状態が続きますが、止まるわけにはいきません。

今の時期、BtoC企業の経営者はどうすれば良いのか、今取り組む施策を記載します。



①予算帯を下げた集客商品・アイテムを充実させる

コロナウイルスによって仕事や収入に不安を持っている人が増えています。

収入に不安がある場合は消費者は消費を抑える考えを持ちます。

私自身も例外ではありません。

購入するものは予算を気にし、より安くできるものは何かという考えを持つようになりました。

しばらくの間は、100万円予算は50万円予算に、50万円予算は30万円予算に、といったように、ワンランク下の価格帯の品揃えを増やしておいた方が良いでしょう。

ただし、すべての商品の価格帯を下げるとブランドイメージが損なわれ、客層や業態が変わってしまうので、あくまでも集客商品の価格帯を下げるという程度に留めておいた方が良いでしょう。



②お客様の仕事内容や世帯年収を考慮する

その上で特に顕著なのは低所得者層です。

今実際に起こっていることは、

・世帯年収300万円以下の層において、さらなる年収ダウンが起こり、格差が広がる

・勤務時間が短くなり収入が下がる

・職業別ではシングルマザー、派遣社員、水商売、サービス業などで仕事が無くなる

自社の顧客でこのような顧客層の方々が多い場合は①のように予算を下げた価格帯にする必要があるでしょう。

顧客データがある場合は、振り返りをしてみても良いでしょう。



③焦点を6月初旬に当てる

これほど自粛が続くと、その反動も出てくることが十分に予想されます。

私は「緊急事態宣言は5月31日には解除されるだろう」と読んでいます。

仮に5月31日で緊急事態宣言が解除されることが見込めそうな場合、

・6月初旬に向けて在庫量を増やす

・出勤人員数を最大化させる

など、一時的な繁忙期となる可能性が高まります。

今の内から準備をしておいて損は無いでしょう。



④日頃取り組もうと思ってもできなかったことに取り組む

日頃、やろうと思っていながら取り組み切れなかったことが多いのではないでしょうか。

今の時期はこれまで「忙しくてできない」と思っていたことに対して、今は試すチャンスです。

例えば私も、BtoC業向けコンサルティングをしていながら、今まで取り組んでこなかったInstagramでフォロワーを増やすことにチャレンジしています。

特にBtoCにおいてSNSのフォロワーを増やすことはプロモーション活動に必須な要素です。

来店数が減っている今だからこそチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



⑤マスク寄付活動をSNSにアップする(自粛警察予防)

企業活動を大っぴらに行っているとネット上にいる自粛警察が企業叩きをするようになりました。

自粛警察の予防のために、感染拡大防止のための啓蒙活動をすることをオススメします。

具体的には、近隣住民にマスクを寄付すること。

そしてその活動をSNSにアップすることです。

マスクが出回るようになり、たくさん入荷ができる企業も増えてきたのではないでしょうか。

多めに仕入れをして小学校に寄付する、来店客に寄付するなど、このような活動をすれば自粛警察は叩かなくなります。



⑥HPにコロナウイルス対策ポリシーのページを作る

何故このような状況下でも企業活動をしているのか、大義名分と感染予防対策を記載したコロナウイルス対策ポリシーをHPにアップロードすると良いでしょう。

不安解消、自粛警察の予防につながります。




是非、今できることを一つ一つ取り組んでみてください。





島田の過去のコラムはこちら


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