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スピード

2020年11月09日


ジーキューブパートナーズの青野です。


今回も仕事の習慣編ですが、今回のコラムは「スピード」についてです。


スピードには2種類あることをご存じだと思います。

「仕事が早い」と言われる人はこの2つスピードを備えている人のことだと私は思います。



スピードの一つ目は「仕事に取り掛かってから仕上げるまでのスピード」です。


これは、その仕事に対する知識や経験によって個人差が出てしまいますので、一朝一夕には高めていくことは難しいと思います。前回お伝えした「継続的で濃密な努力」を重ねて処理スピードを高めていくことが大切ですね。



もう一つのスピードは「仕事に取り掛かるまでのスピード」です。


こちらのスピードは経験や知識に依らず、本人の気持ち、スタンス次第で早めることが出来ます。



多くの人は1週間後が締め切りのレポートがあったとしても、1週間じっくりと取り組む人は稀で、ほとんどの人は直前にならないと動かないものです。

特に研修や何かの学びについてのレポートは受講後が一番、記憶が新しく、内容の濃い、意味のあるレポートになるでしょう。

仕事の締め切りも同じです。
納期に余裕があっても、時間があるなら前倒しして早めに終わらせれば良いと思います。仮に「3日後まで」と言われていた仕事を1日で終えれば「この人は仕事が早い」と印象づけることもできますし、こちらの「やる気」も買ってもらえます。
「やる気」を態度で表すには「すぐにやる」ことしかないのではないでしょうか。


ただ、一つ注意が必要なのは「本当に自分がやるべき仕事なのか」「自分のできる範囲の仕事なのか」という視点を忘れず、判断を誤らないということです。
安請け合いしたものの、オーバーワークで納期に間に合わなかったり、仕事の質を落としてしまうようなことがあれば、逆に信用問題にもなりかねません。


スピードから少し話が逸れましたが、仕事において大切なクセ、習慣のひとつに「スピードくせ」があります。
これは後者の「取り掛かるまでのスピード」のことで、この「すぐやる習慣(くせ)」を身につけると、密度の薄い時間を削減することが出来、より多くの仕事を経験し、処理スピードも上げていくことが出来るという好循環を生むことができます。


自身の「やる気」を表すことが出来、合わせて、より多くの経験を積むことが出来る最良の方法は「すぐやる習慣(くせ)」です。

「仕事の出来る人」と言われる人のほとんどは、この「スピードくせ」を身につけていると思います。

皆さんの会社の良き風土のひとつとして「スピードくせ」をみんなで身につけていくようにしてはいかがでしょうか。



〜自分のために、相手の立場に立って、最後の一念で良い仕事をし、大きな成果をあげよう!〜
〜全ては自分が起点です。自責の考え方で、感謝の気持ちを忘れずみんなで豊かになろう!〜



今回はここまで。




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