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外国人採用において現地の面接ではどんなことを聞くと良いか(3回目)

2020年11月30日



ジーキューブパートナーズのファンです。


今回のコラムは「外国人採用において現地の面接ではどんなことを聞くと良いか」の3回目です。



私は外国人の面接で

「この人を選んで良かった」

「こんな人を選んで失敗した」

という面接担当者や管理団体の方々からたくさん話を聞きました。

国や文化が異なる中で、応募者の性格を知るために面接ではどのような質問をすれば良いでしょうか?

入社後に問題が発生しないために以下のような質問をしましょう。



①弊社について説明を受けましたか?

・どんな会社であり、どんな仕事をするのか説明を聞いていますか?

・求人票の各項目について説明を受けましたか?

会社と仕事について応募者に確認すれば、会社に興味があるか、会社の仕事に向いているかが分かります。

外国人に対して会社の制度、給料、控除などを確実に納得していないと来日後に文句、問題を起こす可能性があります。

そのため事前に必ず確認しましょう。

また、送り出し機関が応募者に対して詳しく説明していただいたかもわかります。



②これまでの仕事の経験を聞く

・どんな仕事をしましたか? 

・どのくらいしましたか?

・その仕事をする上で注意することは何ですか?

仕事の経験はとても大事です。

会社の単純作業の場合、一般の人々ができるけれど、溶接、機械加工、塗装、自動車整備などを経験がない人は普通に作業できません。

また、日本に来るために「その仕事の経験がある」と嘘をつく人もいるかもしれません。



③仕事に対して応募者の認識

・仕事をする上でミスをしたら、どうすればいいですか?

作業中にミスをした際に、どのように克服していくかなど仕事に対する姿勢がわかります。

中には失敗をしても謝らない人もおり、日本人とのコミュニケーションが上手く取れないこともあります。

・日本人の仕事に対する意識や生活の違いは分かりますか?

この質問に答えられる人はとても優秀です。

日本人の仕事や生活内容に対するイメージは以下のような内容です。

仕事:遅刻しない、時間に厳しい、約束を厳守、社内の人々を尊重する など

生活:人にやさしい、生魚を食べる、着物の文化があり、紅葉が綺麗 など

事前に日本のことを調べた人は日本に興味がありそうです。

日本のことをわかる人はコミュニケーションがとれやすく、仕事にも早く慣れると思います。

この二つの質問をズムーズに答えられる人は良い人材の可能性が高いです。

日本のことをわかっており、長く雇えるでしょう。



これらの質問をすることで日本に行くことを大事にしているか、仕事に対してどんな認識をしているかをわかりやすくなると思います。

会社に合う条件を明確にし、失敗しないように意識しましょう。

また、面接の際に、給料、雇用条件、手数料について応募者に聞いたら、答えられる人答えられない人がいると思います。

それに対して送り出し機関は応募者にちゃんと説明していただいたかどうかが分かります。

良い人材を選べるようにどんな送り出し機関と付き合うかにも意識しましょう。


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