大事な話、トラブル、事故などを実習生に伝える時に注意すること②
2022年10月24日
G cube partners のファンと申します。
今週のコラムは「大事な話、トラブル、事故などを実習生に伝える時に注意すること②」です。
前回の実習生に伝える時に注意することに引き続き、実習生に伝える時に注意点④、⑤を書きたいと思います。
先週、対応したトラブルです。
実習生は給料のことで会社の担当者と揉めました。揉めた理由は担当者が言ったことと実際の給料が異なっているためです。
担当者は「実習生の時給は来月から100円くらいを上げる」と通訳者に伝え、通訳者が間違って「来月からの時給は100円を上げる」と実習生に伝えたそうです。そして実際には85円が上げられており、その実習生は会社側に文句を言い始めました。
このようなトラブルを起こさないように注意点④⑤を書きたいと思います。
④大事な話、トラブル対応、事故などの時に経験がある通訳者を頼みましょう。
基本的に実習生の巡回、生活や仕事に困っていることなどの確認であれば、経験が少ない通訳者でも対応できると思います。しかし、大事な話、トラブル対応、事故などの時には、経験が少ない通訳者に依頼をした場合、上記のような誤解や理解不足が発生する可能性があります。
そのために、なるべく経験がある通訳者を依頼するべきです。
経験がある通訳者に依頼したい時には送り出し機関や管理団体に話していただければ、手配してくれると思います。
個人で探したい場合、以下のFacebook の通訳グループがあります。
こちらで日本語能力が高いベトナム人や通訳の経験があるベトナム人がたくさんいます。ご参考してください。
Hội phiên dịch&quản lý tts và dịch baito Japan
Biên Phiên Dịch Tiếng Nhật Tự Do | Facebook
⑤通訳の内容を間違わないように通訳者に詳しく内容、状況、背景を伝えましょう。
単なる言葉を伝えるだけでなく、そこに至った状況や背景を伝えることが大事です。その方が実習生に伝えやすく、誤解も生まれにくくなります。
私はこれまでの経験上、通訳者はただ内容だけを聞いて通訳するだけでは、相手に誤解を生む可能性があると感じます。
また、文化の違いにより、聞いた言葉をちゃんと理解しないと伝える時に失礼になる可能性もあります。
誤解や理解不足が無くすためにも内容を確認しながら、通訳者に伝える事が大事です。
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