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誤解が生まれやすい海外の文化②

2022年02月14日

G cube partners のファンと申します。



今回のコラムは「誤解が生まれやすい海外の文化②」です。


前回のコラムでは誤解が生まれやすい海外の文化について4つを記載しましたが、今回は続きの5と6を書きたいと思います。



5.先にお金のことを確認する


ベトナム人は買い物をする前や仕事をする前にお金のことをよく確認する習慣があります。

欲しいものを買う前には必ず値段を確認した後に商品説明を聞きますし、会社の面接を受ける前に給料やボーナスなどの条件を詳しく確認してから応募を決めます。

日本人から見ると、給料やボーナスなどお金のことしか考えておらず、仕事のことには興味がまるで無いと思われるかもしれません。



何故ベトナム人は先にお金のことを確認するかというと、

①日本に来たベトナム人は、そのほとんどお金を稼ぐことと、技術を身に付けることが目的であるためです。そのため、お金のことについて騙されないように事前に明確に確認してから前に進みます。

②日本に滞在しているベトナム人は日本の法律をあまりわからなくて、騙されやすいと思っているため、騙される前に自分の身を守らないといけないからです。



日本という外国に来て働いているため、金銭面で慎重になることはしょうがないと捉えて、採用しましょう。




6. 「感謝の言葉」や「謝る言葉」を言うことが少ない


ベトナム人は家族や仲がいい友達、同僚に「ありがとう」「ごめんなさい」をあまり言わない傾向があります。

例えば日本であれば、人から何かもらった時には「ありがとう」と言うし、待ち合わせ時間に何分を遅れれば「ごめんなさい」と言うことは常識だと思います。

しかし、ベトナム人はそういったことを言うことはあまりありません。


これは何故かと言うと、同僚や友人に対しても家族や仲の良い友人と同じように人付き合いをする傾向があるため、たとえ少し時間を遅れたとしても謝る必要が無いと考えているためです。

そのため、日本人に対して感謝の言葉や謝る言葉を言わないことがあるため、日本人からすると「この人は感謝の気持ちがない」または「反省していない」と思ってしまうこともあるかもしれません。

そのために、ベトナム人と働いてみると、そこでコミュニケーションミスが発生するかもしれません。


これは文化の違いであるため、どちらが正しい、どちらが正しくないと一概に言うことはできないため、相互に文化の違いについて歩み寄って知っていくことが大切です。





私は日本に住んでそろそろ10年間が経ちます。

しかし10年が経過してもまだ日本語を使って完璧にスムーズに話すことは難しいと思っています。

そのため、外国人労働者を採用する場合は日本語の使い方や使うタイミングについて逐一教えて行った方が良いです。本人が自分自身で調べてわかるまででは時間がかかると思います。


外国人労働者を採用する場合にはその国の文化・習慣を知っていくと良いでしょう。

また、生活・仕事の中に誤解がないように物事を自分の感情で判断しないことが大事です。

自分の感情で判断すれば誤解しやすく、相手との関係に傷をつけることになるかもしれません。言葉の壁や文化・習慣の違いを分かるようにしましょう。





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