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誤解が生まれやすい海外の文化①

2022年01月17日

G cube partners のファンと申します。



外国人労働者を採用するにあたって、文化と習慣の違いによるトラブルが発生することがあります。



文化と習慣の違いによって相互に誤解が生まれないように、入社する前に外国人労働者と外国人使用者は文化と習慣の違いについて事前に知っておくことが大切です。


外国人労働者が自国では大丈夫な行動やクセをすることで迷惑行動や失礼な行動と誤解されることがあります。

今回のコラムでは、外国人労働者がよくやってしまい誤解をされる4つ習慣を書きたいと思います。



1.舌打ち

ベトナム人にとって舌打ちをすることは普通な習慣です。

何も考えずに舌打ちをしたり、「どうしよう?」と思っている際に舌打ちをする。または「まあ、いいか」と考える時に舌打ちをします。

つまり、悪い癖と思わずに日常的に舌打ちをします。

しかし、日本人にとって舌打ちをすることはあまり良くないイメージだと思います。何か言われる時に舌打ちをすると相手に嘗めるか、「言われたことをやりたくない」と思われてしまう可能性があります。

ベトナム人が悪気が無くても舌打ちをしてしまったことで、日本人の上司に怒られるというトラブルがよく発生します。相互でその癖や習慣を知っておき、誤解しないように気を付けましょう。



2.食事中に音をたてる

日本人は小さい頃から食事中に音をしないようにと教わってきているので、食べる時に音を立てないように気にする人が多いと思います。しかし、外国人の中には食べる時に音をするかしないかを気にしない人が多いです。そもそも食事中に音を立てることに対して、良いも悪いも違いが無いと思っているかもしれません。また、外国の人と会ったことがない日本人は、外国人は食事中にわざと音を立てるものだと思っているかもしれません。

こういったことでも誤解が生まれないように相互に習慣を知っておくことが大切なことだと思います。



3.休憩時間

仕事や会社によって休憩時間の取り方はそれぞれのルールがあると思います。

お客様と接しない仕事の場合は、定められた時間の通りに休憩を取りますが、お客様と接するサービス業の仕事は、お客様を優先し、休憩時間をずらす習慣があります。しかし、外国人労働者は休憩時間に対しては雇用契約書に基づいて、定められた通りにキッチリ休憩時間を取ります。お客様と接する仕事の場合は、お客様よりも自分を優先させていると捉えられ、上司や同僚から見ると無責任でやる気が無いと思われるかもしれません。

本人は悪気があるわけでは無く、定められたルールの通りに行動しようとします。お客様の状況や業務の状況により休憩時間がズレた場合はどうなるのか、といったことまで雇用する際に伝えておきましょう。

また、誤解が生まれないように日本の習慣を外国人労働者に細かく説明することも必要だと思います。



4.話し方

日本人はよく友達、会社、友人などに「お前」や「俺」の言葉を使いますが、ベトナム人は相手の名前を呼ぶことが礼儀であり、そういった言葉は失礼な言葉にあたるため、あまり使うことがありません。「お前」と「俺」という言葉は、嫌いな人や関わりたくない人や、またはケンカを売る時に使います。

そのために、「お前」と「俺」という言葉を使うと、日本に長く住んでいない外国人に対しては誤解が生まれてしまうかもしれません。





いかがでしたか?

このように、文化や習慣の違いを誤解しないようにするためには、どのようなクセや習慣があるのかを事前にきちんと調べることが必要です。調べてもわからなければ、通訳者や直接相手に確認した方が良いでしょう。言葉の壁や習慣、文化の違いをなくすために大目で見ることも大切だと思います。




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