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過度に恐れて自粛をせず、いつも通りの生活をしよう

2020年03月16日

ジーキューブパートナーズの島田です。


連日のコロナウイルス一色の報道で、世間はすっかり自粛ムードとなりました。

しかし「コロナ疲れ」という言葉が出てきたように、連日のメディア報道にウンザリし、少しずつ自粛に対する意識が変わってきたように思います。



特にこの土日の2日間は、人が集まる繁華街等を歩いていても人の出入りが増えたように感じ、少しは経済が回復に向かえば良いなと思っています。



今回のこのコロナウイルスに対してどのように情報を得てどのような行動を取れば良いのでしょうか。


私がこの1ヶ月間に一貫して

「数値データ・情報を取捨選択し自分の頭で判断することが大切」

「感染者は増えないようにしなければいけないが、過度に恐れる必要もない」

と伝えています。



TVをはじめとした従来のメディアは、不安を煽るばかりで冷静な判断を失いさせられます。


例えば、こんな情報が緊急速報のように流れてきます。


「〇〇県で新型コロナウイルスに感染していた〇〇代の患者が死亡しました。」



いかにも該当するその県が緊急事態になりました、と不安を煽られるかのように感じる報道です。

このことを感情を込めて言われ、さらにコメンテータも煽るようなことばかりを言っていると、聞いている側は冷静な判断ができなくなります。



確かにこの報道内容は事実なのかもしれませんが、TVの切り取り情報ではなく客観的に信頼できる数値データ・エビデンスを元に自分の頭で考えるということが大切なのです。

(ちなみに私はNewspicks、Twitter、メールマガジンを情報収集のメディアとして活用しています。)



私は今回のコロナウイルスについては「大して焦ることはないが、持病を持っている高齢者に感染することに注意しなければならない。」という考えです。

そのような判断をしている理由を記載します。


①世代別の致死率

世代別致死率は高齢者が高く、国内では60代以下の人は1%以下です。

ワクチンも開発されていないので、対処のしようがありません。

つまり感染をしてもほとんどは、自己治癒力で治っているのです。

しかし持病を持っている高齢者は致死率が高いため、注意が必要です。

https://newsdigest.jp/pages/coronavirus/

https://enterprisezine.jp/article/detail/12771



②他の疾患や原因の方が怖い

こちらのツイートを見てみてもコロナウイルスの死亡者数が他の死亡原因よりも圧倒的に少ないことが事実です。



③今後も感染拡大は続く

また、こちらのサイトの右下のグラフを見ると、中国の感染者数は収束してきたが、その他の地域は指数関数的に伸び続けていることがわかります。

https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

これは中国を除いた他の国では収束に向かってはいないため、世界中の感染者数は増えていくことが予想できます。

まだまだ各国・各県から緊急事態宣言がされ、メディアによる煽りがあることも予想できます。

感染拡大は続きますが、下手に恐れることはないことは先に記載したことが理由です。


さて、中小企業にとって最も最悪のシナリオは「〇〇県の〇〇店で感染者が出ました」と報道されることです。


飲食店・観光業を筆頭に、このような報道が出ると一気にお客様が遠のいてしまうため、これは避けないといけません。



かといって感染を恐れて自粛をしていたら会社のキャッシュが持ちません。


それではどのような対策をとれば良いのか。




1.マスクについて

マスクは感染の予防になるかというと、ほとんど予防になりません。

ウイルスの大きさはマスクの網目の大きさと比較して非常に小さいため、ウイルスが飛来して来るのを防ぐという意味では、実はほとんど意味がありません。

ただし、口周りの湿度を高くするというためには有効です。

(ちなみに私はここ最近マスクをしていますが、その目的は花粉予防のためだけです。)



2.消毒・手洗い・うがいについて

最も有効なのは

・入口にアルコール消毒を設置し、来店客に必ずしてもらうこと

・従業員にも手洗いとうがいを必ずしてもらうこと

結局は通常のウイルスや風邪の予防と同じで、手洗いとうがいを徹底することが感染拡大予防のために私たちができることなのですね。



不特定多数のお客様が来店される商売の場合、感染者が出ないようにすることを意識して行いましょう。



コロナウイルスに過度に恐れて自粛をして経済活動を低迷させるのではなく、必要最低限の対策をしながら日々の仕事に当たることが、私たちができることなのです。



島田の過去のコラムはこちら


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