技能実習生から特定技能への切り替えと待遇・給料・ボーナスについて
2021年06月28日
G cube partnersのファンです。
今回のコラムはベトナム人実習生・特定技能向けコラムです。
もちろん、このコラムも日本人の経営者の方も参考になりますので、是非以下をお読みください。
今回のコラムは技能実習生と特定技能の違いについてです。
ビザ申請をする際に切り替えるための条件や、申請の流れ、給料面の違いについて記載をいたします。
1.特定技能に切り替える条件
- 実習生の場合:
技能実習2号、3号が実習終了と技能実習検定試験合格証明書が必要です。
技能実習検定試験を合格しない場合、技能実習に関する評価調書が必要です。
異業種に移行とする場合、その職種の技能検定試験の合格証明書が必要です。
- 留学生の場合:
JLPTN4の合格証明書或いはJFT – BasicのN4合格証明書と14職種の中の技能検定試験の合格証明書が必要です。
2.特定技能への切り替えの流れ
技能実習2号、3号の実習終了日の3ヶ月、4ヶ月の前に特定技能に切り替えたい場合、実習している会社と相談するか、特定技能を募集している会社を探し、応募します。
特定技能に切り替える場合、技能実習ビザから直接に特定技能に切り替えても大丈夫です、若しくは技能実習ビザから6か月の特定活動に切り替え、特定活動ビザの期間中に特定技能ビザを変更するために必要な書類を準備します。
3.特定技能と技能実習生で大きく異なる3つの違い
実習生 | 特定技能 | |
支援機関 ( 生活、 ビザ更新などをサポート) | 監理団体 管理団体は実習生を3年間監理すると生活、ビザ更新などをサポートする義務があります。 | 登録支援機関 5年間、特定技能外国人を生活、仕事、ビザ更新などを支援します。 |
転職 | 不可能 3年間実習期間中に仕事と生活に異常なしに転職が不可能です。 | 可能 自由に転職します。 (注意:転職理由によって次のビザ更新に影響を出る可能性かあります) |
住宅 | 企業が用意. 会社が住宅を用意する義務があります。 | 本人 自分で用意します。(会社の寮がない場合) |
4.特定技能の待遇・給料・ボーナスなど
特定技能になれば、月額の給料は日本人と同等になります。
技能実習生の時は、平均の基本給は16~17万円くらいですが、特定技能になると平均の基本給は残業を含めなくても19万円~20万円くらいに上がります。(会社によって異なります)
また、技能実習生の時は、ボーナスを支給する会社が少なく、支給されていてもあまり多くありませんが、特定技能になれば、会社により1年間/1〜2回のボーナス支給があります。
ボーナスは業績により支給額が変動します。
一般的に入社した初年度はボーナスの満額を支給してくれる会社はほとんどありません。
最低でも6か月以上勤務継続がある場合に、寸志の支給があるかもしれません。
ボーナスが支給されるようになるためには会社によって条件が異なります。
「当初と話が違う」「騙された」と勘違いをしないように、面接を受ける際に必ず明確にしておきましょう。
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