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外国人との会話で誤解を招かないために意識すること

2021年05月31日

G cube partnersのファンです。

日本人と外国人は日本語で会話すると、誤解を招いたり、意図が伝わらないことが少なからずあります。

これは「日本語能力N2だからわかる」、「日本に5年間を住んでいたからわかる」というものではありません。

日本語の能力が高く、日本に長く住んでいても、会話で誤解を招いてしまうことがあります。

このコラムではどのように注意をすれば良いのか、3つのポイントを記載します。



■5W1Hで伝え、本人に確認を取る

言葉自体の意味はわかっても、正確な意図が伝えたいことがわからない可能性もあります。

そのため、大切なことや重要なことを伝える際は、どこまで理解しているかを5W1Hで正確に確認することが必要となります。

何が決まり、誰がいつまでにどこでどうやってやるのか。

仕事にミスや事故を起こさないために、このように伝えたことを再確認することがとても大切です。


きちんと確認すれば、ミスと事故を防ぐ事が出来ます。

会社と外国人労働者はお互いに安心して働けます。




■日本にしか無い言葉を使用する際の注意点

日本人は日本で育って、一般的に生活に使用している道具の名前、食品の名前、飲み物の名前、お酒の種類……などがわかっていると思いますが、外国人は言葉一つ一つを勉強し、日本語から母国語に変え、意味を暗記しています。

しかし、日本特有の名前であれば、日本語から母国語に変えられない言葉もたくさんあります。

例えば、外国人に「ノンアルコールのビールを買ってください」と頼んだら、普通のビールを買ってきしまうことがあります。


これは、その外国人の母国にはノンアルコールビールという言葉やその物自体がないためです。


そのため、普通のビールと間違って買ってしまったのです。

日本の飲食店やスーパーで働いたことがない外国人には、とてもわかりにくいと思います。

上記はほんの一例ですが、頼む前にノンアルコールビールと普通のビールについて説明すること、が必要です。

また「わからなければ店の人に何と聞けば教えてくれるか」ということ自体を教えるべきです。



 ■曖昧な言葉を使わない

外国人は、日本語のテキストを使い、日本語を勉強している人が多いです。

テキストには言葉の意味が記載されていますが、「使う状況や場面によって、意味が変わる事がある」とは書いていません。

ですから、言葉の表の意味と裏の意味が分かる人と分からない人がいます。

 例えば、

コンビニで働いている外国人が、会計時にお客様に「袋はご利用ですか?」と質問をした際に、お客様から「大丈夫」と返答をされた場合、袋を出すか、出さないかという問題があります。

このようなことは日本人同士でも解釈を間違う場合がありますが、外国人に対してはさらに解釈を間違われる可能性が高くなります。

そのため言葉遣いや話し方、Yes,Noなどはハッキリと伝え、微妙な言葉、曖昧な言葉を使わない方が良いです。




以上、外国人に対して話す際の注意点を記載しました。

日本語の勉強は人によってさまざまな勉強の方法があります。

日本語テキストで勉強する人もいれば、周りの人と会話をしながら、言葉の勉強をする人もいます。

どのような外国人に対しても正確に意図が伝わるために、ハッキリとした言葉、詳しい説明、再確認をすることが大切です。




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