振り返りの習慣
2021年05月17日
G cube partners の青野です。
今回は「振り返りの習慣」というテーマで書きたいと思います。
皆さんは日々、忙しくされていると思いますが、週末にその週の月曜日から金曜日、もしくは、土曜日に起こったことを思い出せますか?
インパクトの強い出来事が起こった時には自身の気持ちが大きく揺さぶられたりするため記憶に残ることもあると思いますが大多数の方はその週に起こったことを覚えていないのではないでしょうか。
人間は「忘却の生き物」ですから忘れること、覚えていない方が普通というか一般的です。
人が能力を伸ばしていくためには「知ること(学ぶこと)」「やってみるみて経験値を積むこと」「工夫すること」などの方法があると思いますが、実際に起こったこと、そして、その起こったことから感じたこと、学んだことを記録しておくと後々の振り返りに非常に役立ちます。
その日に得た学びや小さな気づきを日記とまではいきませんが、ほんの2〜3行で良いので記録しておくと得た情報、やってみた経験からその時の状況を思い起こし、より良くするための工夫をしやすくなります。
そして、週末にその1週間を振り返り「○○の課題がクリアできた」「ここは要改善」などその週の成果をまとめ、次週以降に活かしてみてはいかがでしょうか。
この振り返りの時間が、慌ただしい日常にあって自らを省みる習慣ともなれば成長への近道となります。
その月や、その四半期などの達成すべき目標や解決すべき課題が明確で、常に意識を向けて動いている人であれば1週間ごとにPDCAが出来ることになり、目標達成度合いも高まっていくのではないでしょうか。
逆に、毎日忙しく過ごしているつもりが、成果を書き出してみると意外に雑事ばかりに追われていたり、似たようなミスを繰り返していることに気がつくかもしれません。
書き留めておけば時間が経っても見返すことができ、成長の記録にもなるでしょう。
日々の成長や変化はなかなか実感できませんが、半年後、1年後に見直したときには「半年前の自分はこんなことを考えていたんだ」「この点は去年より成長したな」などと気づきを得られるでしょう。
また、反省点だけでなく、褒められたことや嬉しかったことなどその日の良かった点も書いておくと良いでしょう。
習慣化するまでは継続させるのは難しいかもしれませんが三日坊主も100回繰り返せば約1年になります。
途切れても再スタートすることで習慣化も図れるでしょう。
何よりせっかくの経験や気づきが薄れていく、忘却されていくのはもったいないですよね。
中期的な目標を定め、短期、超短期に分解し、強く意識して、日々を過ごす。そして、日々の結果を記録し、週末に振り返り次週に活かしましょう。
〜自分のために、相手の立場に立って、最後の一念で良い仕事をし、大きな成果をあげよう!〜
〜全ては自分が起点です。自責の考え方で、感謝の気持ちを忘れずみんなで豊かになろう!〜
今回はここまで。
株式会社G cube partners
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