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人財の作り方

2021年09月06日

G cube partners の青野です。



今回は「人財のつくり方」です。



皆さん、「人ザイ」には4種類あるのをご存じですか?
その4つは以下の通りです。



(1)人財・・・自分に備わった独自固有の長所を活かすことで自分を活かし、他人を活かし、世のため、人のためになるような行動が出来る人


(2)人材・・・才能があり、役に立つ人。有能な人物。優秀な上司、トップの下で一緒に働くと大きな成果が上げられる人


(3)人在・・・会社にただ居るだけの人。過去の実績はあってもそれ以上の成長が期待できず、仕事も回してもらえないような人です。


(4)人罪・・・企業にとってお荷物となる人を表しています。実績がなく、成長も見込めない人のことです。人は雇っているだけでコストがかかりますので、コスト以上の成果がないなら、企業にとってはマイナスの人と言えます。


の4つです。



いかがでしょうか?
言うまでもなく、一緒に働く仲間には(1)の人財になってもらいたいですよね。


師の舩井幸雄は「人財のつくり方」は以下の3段階だと言っています。



<第一段階>
「プラス勘定の人間にする」


プラス勘定の人間というのは、一言でいえば、人間として生きていくために最低限の正しい「クセづけ」の出来た人のことです。
この「クセづけ」とは、いわゆる「躾」のことで社会や会社で通用するルールや最低限の心構えを身につけることを意味します。


※「クセづけ(躾)」については次回、詳しくお伝えいたします。


まずは人を人財として育成するためには、まず、礼儀やルールをきちんと躾けて、それをしっかりとクセづけしていく必要があります。

人の世話になって「借(マイナス)を作るだけではなくて、人の手助けをしたり、お世話をしたりすることで「貸し(プラス)」が作れる、「借り」と「貸し」の差し引きで「貸し」の方が大きいような生き方、身の施し方が出来る人になっていきましょう。



<第二段階>
「人間性を高める」

これには「与え好きの人間にする」ことがもっとも効果的とのことです。
「いまだけ」「自分だけ」という狭い我欲から離れて、他人の利益や幸福も視野に入れた、貰うより与えることに喜びを感じる利他的な考えを持たせることが大切です。

第一段階にも通じることですが、他の役に立つことが人間の特性です。
人の役に立てるスキルや知識などを仕事(経験)を通じて習得し、貢献し、喜びを感じられるようになることが人間性向上に役立つのだと思います。



<第三段階>
「独自固有の長所を伸ばして天才にする」

人は誰でもそれぞれ固有の長所というものを備えています。それを見つけて、認め、褒め、伸ばしてあげると、その人は自己のもつ最大限の能力を発揮するようになります。
自己の持てる能力を最大限に発揮できる人。そういう人はみんな天才と呼ぶにふさわしい人間であると舩井幸雄は言っています。

自分自身を人財化させていく取り組みと同時に、一緒に働く仲間も人財化していけるととても良いと思います。



次回は「躾」についてお伝えしたいと思います。



今回はここまで。



〜自分のために、相手の立場に立って、最後の一念で良い仕事をし、大きな成果をあげよう!〜
〜全ては自分が起点です。自責の考え方で、感謝の気持ちを忘れずみんなで豊かになろう!〜



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