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行政書士の業務(小規模持続化補助金②)

2020年09月14日

こんにちは。ジーキューブパートナーズの石木です。



本日は、前回に引き続き「小規模事業者持続化補助金」について書いてみます。


私自身が前々回の申請で無事に採択されましたので、その際に心がけたことをお伝えできたらと思います。



申請書に記載しなければならない事項でよく相談を受ける箇所は経営計画の箇所です。具体的には、①企業概要②顧客ニーズと市場の動向③自社や自社の提供する商品・サービスの強み④経営方針・目標と今後のプランです。以下各項目のポイントを書いてみようと思います。



【企業概要】でのポイントは、主要顧客層・サービスの価格帯、ビジネスモデル、販売促進方法の説明がされているかです。私がお勧めする記載方法としましては、全てを文章で書くのではなく、「主要顧客」一般個人消費者 「主要商品」健康サプリメント というようにキーワードを端的に書いていくのが良いと思います。あとは、「来店客数」「平均単価」「顧客層」について書くと良いと思います。


【顧客ニーズと市場の動向】では、①顧客のニーズと②市場の動向を項目として立てて両者をしっかり分けて書くことが大切だと思います。市場の動向では、同じ地域に存在する同業他社の情報を記載して自社と他社の違いを明確にすると、市場の分析ができている印象を読み手に与えることができると思います。


【自社や自社の提供する商品・サービスの強み】では、①自社ならではの取り組み、こだわり等が記載できているか②自社の顧客構造(どのような顧客がどのような時に、なぜ商品・サービスを購入するのか)を明らかにし、それぞれの商品・サービスを分析しているか③今後の市場の動向(どのような商品・サービス展開を多くの消費者が望んでいるか)を踏まえ、自社が開拓すべき潜在ニーズを捉えるべき機会を分析しているか④自社にとって競合他社を特定し、競合と自社の特徴の違いを分析しているかの観点から書いていくと良いと思います。


【経営方針・目標と今後のプラン】においても、書かないといけない事が①経営方針・目標と②今後のプランと2つありますので、明確に分けて書いてください。

 経営方針・目標では、数年後には「このような会社にしたい」というビジョンが記載できているか、目標達成するための具体的な手順(ステップ)を記載しているかの観点から書いていくと良いと思います。

 今後のプランでは、自社の強みを活かせるものか、対象とする市場(商圏)の特性を踏まえているかという観点から書いていくと良いと思います。


 以上、経営計画について私が思うポイントを書かせて頂きましたが、適宜グラフや図、写真を入れ込むと読み手もイメージが付きやすく、理解してもらい易いと思います。皆様の申請書の作成に少しでもお役に立てればと思います。



石木の過去のコラムはこちら




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