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技能実習生の日本語能力を上達させる方法 Part 2

2021年08月23日

G cube partners のファンと申します。


前回に引き続き「技能実習生の日本語能力を上達させる方法」Part 2です。

前回のコラムでは1~4をお伝えましたので、今回は5からです。



5.反対語や類語をセットで言葉を教える


一つの言葉で、その言葉に対して反対語や意味が近い類語を一緒に教えたら、一緒に覚えられるし、思い出しやすいです。

例えば、「関係」という言葉に対して

反対語:無関係、関係なく など

類語:関心、関する、関わる など 

を教えていきます。

言葉の意味を忘れた時に、意味の近い言葉や、反対の言葉で思い出せるかもしれません。




6.会話の後や聴解練習の後に、伝えたい事と内容を再確認する


初めて日本に来た外国人にとっては日本語による会話と聴解が最も難しいです。

思っていた意味と、本当の意味がよく間違っていることがあります。

そのため、本当の意味が分かったかどうかを再確認するべきです。

例えば

「日本語能力JLPT N2を合格するために、短い時間で合格することができません。」

と、外国人が話したとします。

しかし本当に伝えたい事は

「日本語能力JLPT N2を合格するまでは時間がたくさんかかります。」

ということが正しい日本語の文章です。

このように同じ言葉を使っていますが、使い方と使うタイミングによって意味が変わるため、間違った日本語を使いやすいです。

会話をする際は、必ず伝えた内容を再確認するようにしましょう。




7. 日本語のわかりやすい言葉で補足をする


相手に言いたい事をわかるようにいくつかの説明の仕方があります。

一つの言葉や文章に対しても、わかりやすい言葉で補足をしてあげると良いです。

例えば、

自粛を要求する  → 外に出ないように我慢すること

遅刻する理由   →  どうして遅れましたか

既婚      → 結婚しました。

仕事や生活をする上でコミュニケーションを取る際、相手に分かるように説明しないといけません。

その際、相手が分かってもらうためには、わかりやすい言葉を使用しないと理解してもらえず、逆に怒られることもあるかもしれません。

そのようなコミュニケーションミスが起きないように練習させたり、日常会話で補足をしてあげる方が良いです。




私は、今まで上記の5~7の通りにエンジニアの8人に日本語を教え、8人ともJLPT N3を合格することができました。


日本語の勉強の仕方や言葉の理解する方法はたくさんありますが、私はよくYouTubeで「JLPT N3聴解」と検索し、エンジニアの皆さんと一緒に動画を見ながら、動画で伝えたい事と内容確認をチェックしました。

一つ一つ丁寧にチェックしながら、勉強することはとても役に立ちます。


このように、私はベトナム人向けの日本語講習を行っておりますので、ご興味がございましたら、お問い合わせください。





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