外国人に対して適切な言葉遣いとは
2021年02月01日
G cube partnersのファンです。
海外から来日する外国人に対して、必要な情報を全て母国語に同時に翻訳して伝えることは不可能なことです。
そのため、外国人も理解できるように、簡単な日本語を使用することでコミュニケーションを取ることが大切になります。
例えば、どういう言葉を使用することが適切なのか?
今回のコラムでは3つのポイントを記載します。
1.わかりやすくやさしい日本語を使う
法的な言葉、作文や文章の言葉を使わないように、子供に対して使うような言葉で話しましょう。
‐発熱がある → いつもよりねつが ある。
‐のどの痛み、強いだるさがある → のどが いたい、だるい。
‐咳がある、息苦しい → せきが ある、いきが難しい。
‐食欲がない → ご飯を食べたくない。
‐味がしない、臭いを感じない → あじが わからない、においが わからない。
‐⾵邪かの症状が続いている → ずっと風邪をひいている
‐その他 、いつもと⽐べて体調が悪い → 普通より体が疲れる
‐同居の人が上記項⽬に当てはまる → いっしょに すんでいるひとが うえの しつもんで「はい」が ある
↑の言葉を使えば、外国人からするととてもわかりやすくなります。
2.曖昧な日本語表現をなるべく使わない
日本語は曖昧な表現を使うことがよくあります。
私も、日本人同士で曖昧な言葉を会話の中で使用している場面をよく見かけることがあります。
しかし、日本人はハッキリ言ってしまうことで相手を傷つけたくないと思いがあるせいか、曖昧な言葉をよく使用しますが、これは外国人に対しては逆効果であり様々な誤解を産んでしまうことがあります。
例えば、「なんか」や「~かも」「~って感じ」「~みたいな」のような表現を多用すると、外国人からすると何を言いたいのか分からなかったりします。
外国人はハッキリわかりやすく言ってほしいのに、このような表現では逆にイライラさせてしまうかもしれません。
例えば
‐それはちょっと → それはだめです、それはできません。など
‐明日来られる? → 明日来てほしいです、あした出勤してほしい。
‐今手が空いてる? → 手伝ってほしい
‐やる気がある? → 働きたい?働きたくない?
これは一例ですが、外国人に対して言いたいこと、ダメな理由などハッキリ言うようにしましょう。
3.会話のスピード
会話のスピードが速すぎると、意味が分からなくなったり、全く違う意味と分かってしまう可能性かあるので、会話のスピードにも注意するべきです。
‐会話で伝えるときは、身ぶり手ぶりで示したり、ゆっくりハッキリと言います。
‐言いたいことは相手がわかるかどうか確認しながら話します。
‐相手が言ったことは、言葉が間違っているか、言いたいことが間違っているかを確認することが大事です。
‐メモをしながら、会話しても良いと思います。
来日する外国人は、簡単な日本語であれば理解できるという場合が多いので、「やさしい日本語」を使うことが最も効果的です。
日本語能力や日本の文化習慣・地理・社会等についての知識が一人一人異なるため、その人にとって必要な情報は何かを考えながら伝えることが大切です。
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