外国人採用において現地の面接ではどんなことを聞くと良いか(4回目)
2020年12月28日
G cube partnersのファンです。
最近、国内でベトナム実習生同士の暴行事件が増えています。
その事件の一つの原因は、地域差別によるものです。
些細なことがキッカケでケンカになり、さらに大きな事件に繋がります。
そういう事件が起きないようにするために、実習生同士での差別があるかどうか面接の際に実習生たちに確認しなければなりません。
世の中には様々な差別が存在していますが、東南アジアでは地域による差別がよくあります。
ベトナムも例外ではなく、同じ国でも育つ地域が違うだけで、差別が生まれるのです。
それでは、面接の際にどんなことを聞けば地域差別を確認できるのでしょうか?
1.地域差別の考え方を持っている人が日々の生活の中ですること
・同郷の人達同士でしか話さない(出勤の前、休憩の時に)
・よく異郷の人達に差別の言葉ばかりを使い、生活のプライベートまでに非難する
・異郷の人たちの言う事を無視する、なめる態度を取る
・同郷の人達を自分の味方にしてコミュニティを作る
2.地域差別の考え方を持っている人は仕事の際にどんな影響が出てくるか?
・社内でコミュニケーションを取ろうとしないので、仕事の流れに影響が出る
・地域差別の考え方を持つ人は、担当者、リーダーなどになれば、異郷の人をいじめしたり、同郷を優先したり、ミスを隠したりします
・異郷の人と働いたら、ケンカをする場合があります。そして、会社に迷惑をかけ、仕事の生産性が落ちます。
・異郷の人が上司に叱られたり嫌われるようにするために、嘘をついたり作り話をするかもしれません。
3.地域差別によるトラブル防止するために面接する際に確認するべきこと
・故郷、地方 → 地域差別に繋がる一番多い原因は故郷の地域が違うことです。できる限り同郷の人を選出しましょう。
・異郷の人と一緒に住んでいたことがあるか、異郷の人についてどんなイメージを持っているか。また、違う地域の人とでも仲良くできるかを確認しましょう。
・あまり年齢が離れていると考え方や性格が合わないところがあります。年齢近い人を選出ことをお勧めします。
・集団生活をしてきた経験がある人は、日本に来た後でも一緒に住んでいる人たちと仲良くする傾向があります。仲良くするためにどうしたら良いかや、トラブルが起きる前に自分で解決することができます。
日本人同士ではあまり地域差別は無いかもしれませんが、東南アジアでは地域差別がまだ残っています。
海外から人材採用をすると様々な問題が出て、悩むことがたくさんあると思います。
採用した後、ズムーズに働いてもらう様に、上記について事前に確認しましょう。
必ずしも当てはまるということでは無いかもしれませんが、確認することは無駄ではありません。
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