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給与支払い口座の開設について

2023年04月24日

 

こんにちは。G cube partnersの石木です。

 

 

本日は外国人が給与支払い金融機関口座(以下「口座」という)を開設する手続きについて書いてみたいと思います。登録支援機関としてサポートしている特定技能外国人が就職して最初に行う手続きでもあります。給与の振り込み口座の開設は重要な手続きですので今後手続きを行う方は参考にして頂ければと思います。口座の開設は給与の支払いに使用するもので個人的な手続きではありますが、口座を悪用して犯罪に利用される事を防ぐため金融機関は慎重な手続きを行う傾向にあります。

 

 

金融機関についても多少の違いがあると思いますが、①印鑑②電話番号③住所確認書類④本人確認書類が必要となります。

まず①印鑑について説明します。母国では公的な書類に要求されるのは署名だと思います。日本では従来から署名、押印が公的書類に要求されています。数年前より日本でも書類への押印は省略の流れがありますが、口座の開設には慎重な対応を取る金融機関が多いため印鑑が要求されます。シャチハタは不可です。今後も日本で生活する上では印鑑は必要になりますので、1個作成することをお勧めします。

 

 

次に②「電話番号」です。最近はアプリ電話もあるので電話番号を持たない方も増えております。しかし、口座開設には必ずと言っていいほど電話番号が必要になりますので、1つは最低確保してください。

 

 

そして③「本人確認書類」ですが、これは有効期限内のパスポートや在留カードが有効です。金融機関によっては在留期間が6か月以上、4か月以上あるものなど細かく要求される場合がございます。

 

 

最後に、④「住所が確認できる書類」ですが、こちらは③と同じもので代用できる場合が多いですが、別で要求される場合には、住民票または電気、ガス、水道、NHK、固定電話などの請求書や領収書が有効です。

 

 

以上のように口座開設には慎重な手続きが取られています。口座の開設には間違いがあってはいけませんので、アプリで開設する場合でも日本語が分かる方に付き添ってもらい開設する事をお勧めします。

 

 

本日はここまでとします。

 

 

 

 

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