外国人採用で人間性を知るための採用試験

2022年09月19日

G Cube Partnersの島田です。

今回のコラムは久しぶりに外国人採用に関することです。

先日、神奈川県の自動車会社様に特定技能の整備士を紹介＆面接を行いました。

こちらの会社様では外国人だからといって誰でも彼でも採用するのではなく、応募者の人間性をきちんと見た上で採用をしております。

そのために行った試験は感想文試験です。

倫理法人会の「職場の教養」の中で「ありがとう」をテーマとした内容があり、その記事を読んで感想文を書いてもらうという課題を出しました。

その採用試験で出てきた感想文はこちらの内容です。

いかがでしょうか。

こちらを読んでいただければ、今回採用した2名の人間性の良さがわかるかと思います。

（しかも日本語で感想文を書いてくれたため、翻訳ツールを使ったとしても日本語のレベルの高さもわかります。）

外国人採用において、

・人手が不足しているから誰でも良いから採用する

・とりあえず最低限の日本語が出来れば採用する

・日本人よりも低賃金だから採用する

会社側がこういう考えを持って採用をしても、大抵の場合は長続きすること無くすぐに転職されてしまいます。

外国人の採用であっても、やはり最後は人間性が重要です。

会社をより良くしていきたいという思いを持っている経営者は多いと思います。

良い会社を作るためにはそこで働く人の人間性が重要であり、それを判断するための採用活動が必須です。

はたして人間性を判断するための採用活動をしているでしょうか。

良い組織、良い会社にしていくために、そこで働く従業員はどんな人を採用したいのか、どうやって人間性を把握していくのか。

今回の採用活動の事例を参考に、自社の採用活動にも活かしていただければ幸いです。

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