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薄利多売から厚利少売へ

2025年07月14日

G cube partnersの島田です。

今回のコラムは「薄利多売から厚利少売へ」です。



ここ最近「厚利少売」という言葉をよく聞くようになりました。

今までは薄利多売モデルで1つ1つの商品の粗利を少なくするも、大量販売することで利益を稼ぐというモデルでしたが、これからはその逆で、1つ1つの商品の粗利を厚くして、全体の利益を稼ぐという考え方です。


その背景としては、

・少子高齢化により人口が減ってきており消費全体が落ちている

・安かろう悪かろうの使い捨て商品よりも、環境に良いものや長く使えるものを大事にしている

・買い替えすることがタイパ(タイムパフォーマンス)が悪い

・既存のビジネスモデルでは経営が成り立たなくなってきた

・賃金が上昇し、タダ働きやサービス残業などができなくなってきた

など、様々な要因があります。


私が従事している自動車業界においても、1台あたりの粗利を大きくして、少ない販売でもちゃんと稼げる価格設定に移行しています。

もちろん、ただ単に値段を上げるだけでは競合店にお客様を取られてしまい、集客ができなくなってしまうので、集客するために値付けは安めに設定し、付加価値の高い付帯商品を用意し、提案をきっちりして粗利を稼ぐ必要があります。


お客様に提案する際は

・本当に気に入ったものを長く使うことで満足度が高くなる

・買う時だけサービスをする「買って終わりビジネス」ではなく買った後のサポートを充実させることで長く使えること

・環境に良いことを一緒にしていく

など提案します。


会社としては

・商品力を上げる(中古車においては社内清掃などの商品化のレベルを上げる)

・付帯品を多く用意する

・営業マンは付帯品の勉強し、繰り返し提案をする(付帯品の提案を甘くしている従業員が多い)

・付帯品販売にインセンティブをつける

など行います。

これらはほんの一例ですが、「厚利少売」ということをこれからは意識していきましょう。



今回はここまで





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