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若手は・・・という意識

2024年01月29日

<第64回>

G cube partners の青野です。

今年も早1月が終わりますね。
毎年のことですがこの調子でいくと今年もあっという間に終わってしまいそうです。



今回はちょっと柔らかいお話、「若手は・・・という意識」について書きたいと思います。




先日、古巣の後輩2人と食事に行く機会がありました。
一人はAくん40歳、もう一人はBくん36歳。そして私は54歳です。

食事中は終始、それぞれの専門分野のお話や生成AIが普及して一般化していく中、今後のグルーバル市場での必要スキルは何かなど多岐に渡る話題でとても楽しい時間が過ごせました。

Bくんは海外勤務経験もあり、現在は外資企業でバリバリ活躍している優秀な後輩です。
そのBくんが

「最近の若手はめちゃくちゃ優秀です。私が入社4年目くらいに身につけたような資料のまとめ方などを1年目から出来るような子がたくさんいるんですよ。(中略)、最近の若手はほんとにスゴイですよ。」というようなことを話してくれました。

その入社間もない若手社員の方の優秀さにも驚きましたが、話を聞きながら「若手かぁ・・・」と私思いました。
私から見たBくんは36歳で若手だという感覚。でも、彼から見ると20歳代の後輩たちは若手なんですよね。


当たり前の話ですが自分を基準にすると年下の方たちはすべて若手でその若手は頼りなく思ってしまうものです。
でも、その若手は能力が低くて頼りないかというと決してそうではないということです。

今の若い人たちは育った環境も違えば、学んだ内容も違い、身の回りに当たり前にあるツールなども違います。
36歳のBくんと20歳代のBくんの部下でも感覚が違います。

それぞれの世代で出来ることや常識が違っていてそれぞれに強みがあるという考えてみれば当たり前のことなのですが私は改めて意識を変えないといけないなと思いました。



もちろん年齢を重ねるごとに経験が増していくという年長者には年長者の強みがあると思いますが年少者だからといって経験や強み無いという訳ではありません。

年長者である我々は兎角、自分の経験や常識だけで物事を判断してしまいがちで、なかなか自分の中の常識や考えの枠から抜け出すことが出来ず、殻を破れないことが往々にしてあるでしょう。

気持ちは若いつもりでも、どうしても考えや判断が古いというか保守的になりがちです。

「これからは60代の若手が頑張ってもらわないと・・・」という業界紙の笑えない記事を読んだこともあります。

老け込む必要は無いですが若手?の人たちを色眼鏡なく信頼して任せていくことも必要ですよね。



今回はここまで。




〜自分のために、相手の立場に立って、最後の一念で良い仕事をし、大きな成果をあげよう!〜
〜全ては自分が起点です。自責の考え方で、感謝の気持ちを忘れずみんなで豊かになろう!〜




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