メモの重要性
2023年12月25日
こんにちは。G cube partnersの石木です。
本日は「メモの重要性」をテーマに書いてみたいと思います。
「メモを取りなさい」と社会人に成りたての時に一度は言われた事があると思います。私も何回も聞いたことがありますし、自分ではそれなりにメモを取ってきたつもりでした。しかし、私のメモには「意識」がなく、ただの記憶を留めておく手段にすぎませんでした。現在では、メモに「意識」を加えることで仕事を効率よく進める手段にすることができています。メモを取ることから仕事を効率よく行うことに繋げる私なりの考え方を書かせて頂きます。
メモを取ることの目的は何かと聞かれると多くの方が「記憶のため」と答えますし、正解だと思います。人間は1日経つと7割忘れてしまうという科学的データがあるようです。そのような人間の性質からすれば、メモを取ることは忘れることを防止する、「記憶のため」というのは正解だと思います。一度にたくさんの情報を伝えられたり、得ようとすると、抑えなければいけないポイントを同時に「意識」しなければなりません。そうすると、メモを取り自分が「意識」するポイントを残しておくことは非常に有益です。
ここで、メモと仕事の効率の関係性を考えると、仕事において常に皆さんが抱えている案件は常に複数であり、その進行具合はそれぞれ異なるので、一度にその情報を得て、継続して「意識」を維持することには限界があります。継続して「意識」を維持することは、ほとんどの方には不可能だと思います。
そこで、メモを取るだけではなく、「意識」する機会を増やすことが重要になります。案件と進行具合を「意識」する機会を増やすことができれば、今やるべき事が明確になり、仕事の効率が上がると考えられます。「意識」する機会を増やすには、常にメモ帳を見返すことです。1時間に一度、案件とそれぞれの進行具合を確認し、完了したら消し込んでいき、1ページに書き込んだメモが全部消えたらそのメモ帳ページは捨てる。これを繰り返すと、自分の現状とこれからしなければいけないことが常に「意識」でき、全体が把握できているので優先順位も自然につけて仕事ができると思います。私はこのやり方を始めてから、無駄な時間を省略することができました。方法は一つではないと思いますので、ご自身で一度考えてみてください。
1年の終わりですので、今年1年の仕事のやり方をもう一度確認し、より良いやり方を自分で考えてみるきっかけになればと思います。
本日はここまでとします。
株式会社G cube partners
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