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原理原則(一般原則②)

2023年04月10日

<第50回>

G cube partners の青野です。



前回からの続きで「一般原理」の残りの6つをご紹介いたします。
では、始めます。


7.大事にするほうがよい


 ヒト・モノ・カネが集まってくる人は例外なくそれらを大事にしている人でしょう。
 物事を粗末に扱ったり、雑にしかこなさない人は、どんな能力があっても大成はしないものです。
 ヒトやモノやカネを大切にしているかどうかはそれを見ている人に伝わります。
 人と仕事をする、人と一緒に生活するわけですから、大事に扱ってくれる人に人があつまるのは自明の理ですよね。




8.よく働き、良く学ぶ方がいい


 一般的には「よく働き、よく遊べ」と言われていますが、師は「よく遊べ」とは言いません(笑)
 遊ぶという行為は自分だけのための「利己的行為」だからだそうです。
 それに対して働くこと、学ぶことは自分のためにもなるが、人のためにもなる。
 その利他性が天地自然の理によく適っているそうです。
 でも、遊びたいですよね(笑)



9.プラス発想したほうがいい


 すべては必然、必要であるというのが天地自然の理ですから「起きることはすべて良いことだ」とプラス発想で前向きにとらえる姿勢が成長や成功へと導いてくれます。
 後ろ向きにマイナス発想で考え、くよくよと暗く過ごしていても頑張る気持ちになれないし、頑張れない。
 頑張れなければ成長もしないし、成功するわけもないですよね。
 悲観せず、楽観することが人生をより楽しく過ごし、より深くするコツだそうです。
 これには深く共感できますね。



10.正攻法のほうがいい


 正攻法とは「正面から、堂々と攻めるしかた。相手をだますような計略を用いないでする攻撃法」のことを言います。
 反対の言葉は奇襲法で「敵の予期しない時期・場所・方法により組織的な攻撃を加えることにより、敵を混乱させて反撃の猶予を与えない攻撃方法をいう」とのことです。
 ビジネスや日常に置き換えると奇襲策はそうそう何度も使えるものではありません。
 奇襲策ばかりを考えていると「策士、策に溺れる」じゃないですが自分の首を絞めてしまう結果になってしまいがちです。
 常に正攻法を基本として正攻法で大きな成果に繋げられるよう日頃から力を付けていきたいですね。



11.喜ばせるほうがいい


 取引先に無理難題をふっかけて儲けを出している会社がありますが、これは長続きしない。必ずしっぺ返しがくるものです。
 相手に苦を強いることで自分の利を図るのはおよそ天地自然の理に背く方法とのことです。
 儲けるなら相手を喜ばせて自分も儲ける、相手を儲けさせて自分も儲けるという「相手よし、我もよし」の姿勢が肝心です。




12.共同化のほうがいい


 自然界では弱い生き物ほど多産で、また、群れで存在するという法則があるそうです。
 これは弱者が種を途絶えさせてしまわないため自然の持つ知恵であり、自然が弱者にもたらず恩恵でもあるそうです。
 つまり、単独で生きるよりも、他者と共同し、助け合って生きるほうが生存の知恵としてすぐれている。とりわけ、弱いものは連合せよと自然は教えているそうです。
 これは企業や人間社会においても共通していることではないでしょうか。
 共同、連帯することで不足を補っていくことで適者生存の法則にも繋がっていくと思います。




これで一般原則の12項目は終了です。


全3回に渡り、「天地自然の理」についてお伝えしました。
私もこうして文にしながら改めてとても勉強になり、とても良かったと思います。

腹落ちするほど理解するのがなかなか難しい項目もありますがこれからもこの考え方をベースの一つとして活動を続けていきたいと思います。



今回はここまで。




〜自分のために、相手の立場に立って、最後の一念で良い仕事をし、大きな成果をあげよう!〜
〜全ては自分が起点です。自責の考え方で、感謝の気持ちを忘れずみんなで豊かになろう!〜



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