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原理原則(一般原則①)

2023年03月20日

G cube partners の青野です。



今回は古巣での教えの一つである「天地自然の理(ことわり)」とその一般原理について書いてみたいと思います。


「天地自然の理」には前回ご紹介した大原則とそれに付随したかたちで一般原理というものもあります。


今回はこの12項目からなる一般原則をご紹介したいと思います。



1.公平なほうがよい


 人はエゴや我欲からなかなか自由になれない生き物です。
 自分より他人の利を優先するのは簡単ではなく、公平な判断を下し、公正な姿勢を保つことは難しいものです。
 だからこそ天地自然の理の大原則の一つである公平公正にあるべく努力しなくてはならない。

 と言われています。なかなか難しいですが日々、意識したいと思います。



2.分かりやすい方がいい


 何事も分かりにくいより分かりやすい方が、その意図するところはより良く、速やかに伝わるでしょう。
 また忙しいからと伝達内容を端折って伝えたり、省略して伝えたりする人もいますがこれは却って逆効果です。
 何事も丁寧に端折ったり、省略したりせずに、分かりやすく伝えましょう。
 相手によっては用いる言葉も業界用語、専門用語を多用せず、伝わる言葉を使いましょう。



3.自由な方がいい


 規則や規制を用いて人を従わせるのか、規則規制は最小限に抑えて個々の主体的な意志の発露を待つか。
 目指すべきは規則規制は最小限に抑えるですが、いきなりは難しいでしょう。
まずは守るべきこと、やるべきことなどを明文化し、基本的な考え方を養いましょう。
 その後、スタッフの成長レベルに合わせて規則規制を少なくしていくのが良いと思います。
 放任と自由は違います。 




  
4.包み込んだ方がいい


 水が汚れを希釈してしまうように、自然というのは異物であっても拒否せず、すべてを受け入れてなじませてしまう包摂の性質をもっています。
 この度量の大きさが「包み込み」です。
 人も企業のビジネス手法も部分的な狭い領域に拘らずすべてを受け入れ、それらを生かす寛容的、総合的な発想でやったほうが上手くいくようです。
 出来るだけすべてを包み込めるよう度量を大きくしていくことが大切だと思います。



5.マクロの善を目指した方がいい


 人間の行動には目的が必要で、目的があればこそ、その達成のために人は力を注ぎます。
 目的は人それぞれですが、すぐに達成、実現できるものよりは、深く大きなものであったほうが良いでしょう。
 自分のために善いことから、一段高い視点をもって周囲の人の善になること、更に高い視点で自分の所属する集団のために善いことというように、より高くより広い視点で取り組めると良いでしょう。
 そのように高く広い視点で動けている方がより成功し、結果として豊かになっていると思います。



6.情理一体のほうがいい


 「理をもって事を成し、情をもって人と接す」と言われますが理想的にはどちらかに偏らずにいずれも適度にあわせ持つのが理想ですよね。
 理は人間特有のものですが、理と情を比べると一般的には情の方が強くなりますよね。
 「人は頭で理解し、心で納得してはじめて動く」とも言われます。 
 理屈だけでもダメ、感情だけに訴えかけてもダメ。
 両方あわせ持って人と接するのがベストですね。



少し長くなったので残りの6つは次回にします。



今回はここまで。



〜自分のために、相手の立場に立って、最後の一念で良い仕事をし、大きな成果をあげよう!〜
〜全ては自分が起点です。自責の考え方で、感謝の気持ちを忘れずみんなで豊かになろう!〜



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