自動車業界の繁忙期の結果と今後の対策
2025年04月07日
G cube partnersの島田です。
今回のコラムは「自動車業界の繁忙期の結果と今後の対策」です。
1~3月という自動車業界にとって繁忙期が終わりました。
車販における今期の繁忙期は全体を通して悪くなかったと思います。
詳細は以下ような感じでした
・全体的に1~3月を通せば昨年と同様または少し良い販売台数実績であった
・1月・2月・3月の何月が調子が良かったかは各社により大きく異なる
・新車・未使用車店は昨年のダイハツが解消したことにより昨年よりも販売台数は増えた
・中古車は年々車両品質が低下しても低価格(コミコミ30万円以下)中古車の在庫回転率がさらに上がっている
・反対に100万円前後の中価格帯の在庫回転率が悪い
→ただし、スライドカスタムなどトップ層の人気車は販売が多い
・「なんでもいい」という要望は減り、良い車にこだわって乗りたい人が増え、付帯が増えて粗利が増加傾向である
このような結果となり、全体的には在庫を多く所持していた会社であれば不調だった企業は少ない印象でした
上記の内容は繁忙期に限らず2025年の年間を通して今後も続く可能性が高く、同様の在庫戦略(MD)を堅持していけば業績は悪くならないと予想されます
参考にしていただければと思います
しかし、今年はこれから自動車業界にとってマクロ的に大きな動きがあります
それは現在火中のトランプ関税の影響により、今後新車価格が各社上がる傾向になることが予想されます
そうなれば相場全体が上昇するため、低価格の中古車を今のうちに仕入れておくことが良いです
低価格中古車は長期在庫になっても値下げをして急いで売り切らないことも良いかもしれません
今年はマクロ的に潮目が大きく変わりそうな状況ですが、逐一状況を見ながら戦術を変更していきましょう
今回はここまで。
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