長期在庫車の管理
2024年06月11日
G cube partnersの島田です。
今回のコラムは「長期在庫車の管理」についてお伝えします。
先日とある中古車販売店でのご支援にて、長期在庫車をどうするかという対策会議を行いました。
その会社では長期在庫車に対して状況把握が甘くなっており、長期在庫車があっても見て見ぬ振りになっており、特に対策を講じておりませんでした。
具体的には、
・そもそも長期在庫車のリストアップをしていなかった
・リストアップし1台1台調べると、事故歴有り・ペット臭があり何もしていなかった
・在庫置き場の奥にどんどん追いやられており、特に何もしていなかった
・現場メンバーは「このままで良いのか?」と疑問を持っていたが、店長は「後で対策しておく」と回答しただけで、実際は何もしていなかった
・他の車と比較して年式走行距離の条件が悪かったが、価格は高かった
といったことがありました。
しかし、中古車販売店にはこのような状況になっている会社は多く存在しています。
これでは長期在庫車はさらに売れないままとなっており、在庫差損がより大きくなってしまいます。
そこで対策としては、以下の2つを行います。
STEP1:長期在庫対策会議を月1回必ず行う
STEP2:長期在庫が売れるような売り方を決める
<売り方の一例>
①プライスボードに印をつけて営業マンの意識を向ける
②POP(店長オススメ車 など)
③展示位置を特設コーナーとして変更する
④用品プレゼントをする:タイヤ→ドラレコ→ナビ
⑤値下げ5万円
⑥値下げ10万円
⑦目玉車
⑧棚卸をし直す
⑨レンタカー・代車利用をして減価償却後、価格再設定
⑩カスタム化:コーナーポール削除、コーティング
⑪社内キャンペーンを設ける(長期在庫を売った人を表彰など)
このような取り組みをすることで長期在庫を減らしていくと良いです。
小売業態が全国的に苦戦をする会社が多く、良い循環を回していかなければいけません。長期在庫の対策は必ず行うようにしましょう。
今回はここまで。
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