2022年第四四半期の中古車販売の戦い方

2022年10月17日

G Cube Partnersの島田です。

中古車販売の売れ行きの傾向が例年と異なる現象が起きています。

例年39.8万円専門店という中古車販売においては50万円予算のお客様をターゲットにして仕入れ・販促・販売をしていきますが、今年は例年と異なる現象が起きています。

それはズバリ30万円予算と100万円予算に予算がシフトし、予算の二極化が起きているということです。

30万円予算シフトに動いている理由は

①新車の納期が長いため、一時的に購入している

②インフレをしても所得が変わらないスタグフレーションが起き、車にかけられる予算が下がっている

ということが大きな理由のようです。

この影響により、これまで50万円予算の車両がよく売れていた中古車販売店も、現在は30万円予算の車両が多く売れています。

そして、もう一方は100万円予算の車両が売れており、この理由は

①新車・未使用車の値上がりがされている

②新車の納期が長く、今からでは3月納期に間に合わないため２～３年落ちの中古車購入に切り替えている

ということが理由のようです。

しかし上記それぞれの①～②も、永遠には続くことではありません。

新車の生産も復活の兆しを見せており、いつ中古車の相場が下がり始めるか際どい状況です。

例年と異なる予算シフトが起きている中、状況に応じて臨機応変に方針を切り替えて仕入れを行い、初売りに備えていきましょう。

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