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特定技能人材を採用する企業が特定技能人材に求めること

2021年07月26日

G cube partnersのファンです。




実習生とは異なり、特定技能人材の場合は採用する会社が求めることが多く変わります。

実習生の場合は、実習生が仕事の内容をゼロから教えてもらいながら業務にあたりますが、特定技能の場合は経験者も多いため、やるべきことを自分で考えながら業務を進めていきます。そのため特定技能人材の方が責任が増えます。

もちろん、責任が大きい分、外国人人材にとっては給料・ボーナス・待遇制度は実習生より増えます。



企業側は特定技能においては以下の内容が求められるようになりますので、ご参考ください。

また、採用する側の会社としては、以下の内容をきちんと出来ているのか面接の時に見極めると良いです。



1.企業側が特定技能人材に日本語能力に関して求めること

・仕事と生活上にスムーズに過ごせるように最低でもN3が必要です。

・日本語で仕事の内容、流れなどを会社の上司や同僚に説明できるように求めます。

・1人で仕事をする時に、日本語の読み、書きをきちんとできるように求めます。

・自分の所属部署にかかわる専門用語を随分理解できるように求めます。

・日本語で後輩に教えられるように求めます。

特定技能に切り替えると5年間日本で生活をしてもらいますので、人から助けてもらわなくても、生活と仕事上に困らないように、N3は最低ラインと言えるでしょう。

理想としては日本語能力N2があると良いです。



2.企業側が特定技能人材に仕事に関して求めていること

経験者として仕事をしてもらいたいので、実習生よりも求めることが多いです。

・単純作業の方法や要領をすぐに覚え、できる人

・会社の人と日本語でコミュニケーションが取れる人

・会社のマナーや社会人としてのマナーがわかる人

・成長意欲があり、自分の分野の技術を主体的に身につける人

・仕事上に問題やトラブルを発生した場合、上司に報告する際に、解決する方法を自分で考えている人

・上司に言われる前にやるべき事をやる人

・きちんと「報・連・相」を行う人

・一人前として働ける人



特定技能の場合は、企業側としては経験者として働いてもらいます。

特定技能に切り替えたら、同じ仕事をするだけでも給料が高くもらえる、という考えを持っている外国人もいますが、それは大きな間違いです。

特定技能の給料・ボーナスなどは経験者として払っていただきますので、よりレベルが高い仕事や日本語ができるようになってもらいたいです。





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