外国人採用において現地の面接ではどんなことを聞くと良いか
2020年10月05日
ジーキューブパートナーズのファンです。
技人国採用でも技能実習生採用においても、外国人採用をする場合は採用する予定の人材の母国に直接伺って面接をする機会があると思います。
しかし、実際に面接をすると、日本語があまり上手に話せないことがあるためコミュニケーションを十分に取ることが難しいこともあり、表面的なことしか聞けないこともあります。
では、面接では最低限どのようなことを聞いていけば、良い人材を選定することができるのでしょうか。
私は自身の経験上、以下のことを面接で聞くようにしています。
1.家族人数、兄弟人数
本人は兄弟の何番目の子かを聞くと良いでしょう。
特に、長男の場合は我慢強い人が多い傾向です。
末っ子と一人っ子の場合は、甘やかされて育てられていることが多く、いざ日本で仕事をすると、しっかりしておらずミスが多い傾向があります。
2.結婚しているか否か
結婚しているか否かを確認しましょう。
既婚者と未婚者は仕事に対する働き方と考え方に違いがある場合が多いです。
既婚者は守るべき家族がいるので、未婚者より忍耐力が強く、お金を節約することも多いです。
既婚者はしばらく家族と離れてでも日本で働こうとしているため、覚悟ができており、トラブルを起こすことは少なくなります。
3.最終学歴を確認する
面接者の最終学歴を必ず確認するようにしましょう。
一般的に大学を卒業している人は勉強を頑張っているので、勉強に対する忍耐力があり、日本語の上達スピードも早い傾向があります。
逆に、高卒の場合は勉強に対する意欲がなく、忍耐力が低い傾向にあります。
そのため、可能な限りは大卒や専門学校卒を採用するようにしましょう。
ただし、高卒が全員ダメかというとそんなことはなく、家庭の収入状況により進学できず、高校を卒業したらすぐに働き始めた人もいます。
そのため、高卒で働いてきた人には、
・何故大学に進学しなかったのか
・兄弟の中で大学に進学した人はいるか
といったことまで確認すると良いでしょう。
兄弟が大学に進学していても、自分は勉強に対する意欲や忍耐力が無くて大学に進学しなかったという場合は、採用しない方が良いかもしれません。
4.団体生活の経験があるか
ここ最近、実習生同士のトラブルを聞く機会が増えています。
同じ寮で数年間の共同生活をしていると、性格が合わず関係性が悪くなり、喧嘩に発展してしまうことが度々あるようです。
このトラブルを回避するためには、団体生活の経験があるか否かを確認することがとても大事です。
・いつ、どこで、何人と団体生活をしたか
・団体生活でどんなことが大事だと思うか
これらの質問をすることで、家族と離れて一緒に生活する人たちと仲良くできそうか確認をしましょう。
団体生活の経験がある人は協調性がある場合が多いです。
団体生活の経験が豊富な方を採用すれば、トラブルが起こりにくくなり、日々の生活の中でトラブルが発生しても、自分で解決する力があると思います。
上記の質問をすることで、良い人材を採用し、採用後の人間関係のトラブルを防ぐようにしていきましょう。
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