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コミュニケーション力

2019年12月23日


ジーキューブパートナーズの青野です。


今週で仕事納めの会社も多いと思います。

ジーキューブパートナーズも今週金曜日に仕事納めをさせていただきますので
今回が年内最終の配信です。

新年は6日からスタートさせていただきます。



さて、前回は「計画化」について、

前々回は「リーダーの率先垂範力」について書いてみました。


今回は「コミュニケーション力」について書いてみたいと思います。


「コミュニケーション力」ですが、ほぼすべての企業で「コミュニケーションは大切だ、もっとコミュニケーションを円滑に!!」などということが叫ばれて久しいと思いますが、そもそも「コミュニケーション」とは何なのでしょうか?


広辞苑(ちょっと古い?(笑))には以下のように書かれています。

・社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える各種のものを媒介とする。

・動物個体間での、身振りや音声・匂いなどによる情報の伝達。
 細胞間の物質の伝達または移動。細胞間コミュニケーション。


つまり、人間同士の間での「知覚、感情、思考の伝達」であり、わかりやすく言えば、自分自身の「知覚、感情、思考」を相手に伝え、合わせて相手の「知覚、感情、思考」を理解することがコミュニケーションです。


「風通しの良い組織を創ろう」というスローガンもよく見かけますが、当たり前ですが、一方通行ではコミュニケーションは成立しません。



組織のコミュニケーション力を高めていくためには3つの原則があると言われています。

1.聞ける化
 経営者が社員の、上司が部下の、責任者が担当者の話を聞いているか

2.言える化
 社内で意見を自由に言える環境、風土になっているか

3.見える化
 経営者、上司、責任者、社員の考えやデータなどが周りに見えるようになっている


「聞ける化」を意識してる方もたくさんいらっしゃると思いますが「素直に」聞くことはなかなか難しいですよね。


次に「言える化」ですが、こちらも社員の皆さんの防衛本能が働いてなかなか本音で意見を言ってもらえないことが多いようです。

このためにはまず経営者、上司、責任者が素直に「聞け」ることが大切でしょう。

ここが出来ると「言える化」も進みやすいと思います。


最後に「見える化」ですが、これは比較的、実施しやすいですね。

まずは発信すること、そして、その発信内容をみんなの目に触れるよう掲げたり、表示したりすることが大切です。

そうすることで、考え、方針、風土などについての話題を提供できますし、そちらに意識を向けていくきっかけにもなります。

「聞ける」状態にするためには、まずは分かりやすく「発信」して、反応を聞く、聞き出すというプロセスが必要です。


コミュニケーション力を高めるのは一朝一夕には行きませんが、組織運営の根っこの部分ですので根気よく取り組みたいですね。

今回はここまで。



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