原理原則ー天地自然の理
2023年02月27日
<第48回>
G cube partners の青野です。
今回は古巣での教えの一つである「天地自然の理(ことわり)」とその一般原理について書いてみたいと思います。
「天地自然の理」という言葉について。
この言葉をお聞きになったことが無い方もいらっしゃると思います。
この言葉は古巣の創業者、舩井幸雄さんが「世の中は偶然に出来上がったものではなく、何か偉大な存在によって意思的につくられたものである」と考え、原則を整理したものと言ってよいと思います。
ただ、私はまだそのレベルに到底達しておりませんので正しそうだという認識で素直に考え方を取り入れているという状態です。
◆天地自然の理
1.世の中は公平である。
人間の思考や知恵は未熟で偏った部分が多くあるが、天地自然の理は完全な原理である。
一見、不公平だと思えることも時間が経てば公平へ向けて解消されていく。
あらゆるものは良い面、悪い面があり最終的にはプラマイゼロとなって帳尻が合うようにできている。
2.世の中のものはすべて必然である
世の中にあるものはすべて世の中に必要なものだから存在している。同様に世の中に起きること偶然ではなくすべて必然があるから起こる。良いことも悪いことも起こるべくして起こっていると考える必要がある。
3.世の中のものは日々生成発展している
動物も植物も人間も、万物はすべて毎日良い方法へと発展している。ミクロでは分からなくてもマクロでは絶対不動の大法則と言える。
4.レベルが存在する
すべてのモノにはレベルというものが備わっている。水は氷、蒸気などと液体、固体、気体というレベルが存在する。理性の動物たる人間は、理性のレベルを一つ一つ上げていく努力を惜しんではいけない。
5.組織や集団は、そのトップで決まる
この世を一つの組織と考えればその長は創造主であり、その意図する方向へ進むのが絶対的に正しい生き方となる。
会社などの組織体のトップは人間であるがゆえに、過ちを犯すことは十分にありえること。
それだけにその組織体の盛衰はトップの良し悪しにかかっており、トップは組織のメンバーが絶えず正しい方向へ進めるよう努力しなければならない。
6.すべては相にあらわれる
ツイてるものはおしなべて「相」がよく、明るくあたたかい雰囲気をもっているが、ツイていないものは「相」が悪く雰囲気も暗くて冷たい。
ツイている、ツイていないというのは天地自然の理にしたがっているかどうかを見極めるための判断基準として「相」があると考えると分かりやすい。
と言われています。
そっくりそのまま受け取れれば良いですが、難しいところもあるでしょう。
私も完全に理解できているという訳ではありませんが上記を何かに迷った時の考え方のベースにしています。
<第47回>
また上記に付随したかたちで一般原理というものもあります。
これは日常で普段我々がどのように考え、行動したら天地自然の理に即することが出来るか、思考、行動原理の特徴、生き方の法則をまとめたものです。
これは12項目からなっているので次回、ご紹介したいと思います。
今回はここまで。
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