実習生が入社の際にするべき事
2022年06月06日
G cube partners のファンと申します。
今週のコラムは「実習生が入社の際にするべき事」です。
先日私は1週間実習生の企業配属のサポートをしました。
私は以前は「入社してから1週間も通訳サポートをする必要はない」と思っておりましたが、改めて実習生のサポートをすると1週間は確実に必要だと改めて感じました。
特に、日本語があまりわからない実習生は仕事でもミスや間違いを起こしやすいものです。
そのため、初めは通訳者を通じて仕事において注意することや仕事のやり方を明確に伝える必要があります。
そこで今回のコラムでは、実習生の入社1週間目にミスや間違いをしないようにするべきことを3つ書きたいと思います。
1.通訳者をつける
実習生たちに仕事を教える時や伝えたいことがある時に必ず通訳を通じて伝えましょう。
通訳者を通じて教えたら、誤解やモレが少なくなり、日本語で聞けない実習生たちは通訳者を通じて質問をすることができます。
日本語がよくわかる通訳をつけることはもちろんですが、日本の文化やマナーをわかる通訳者をつけることをお勧めします。
2.極力標準語を使用する
実習生は来日するまでに国で日本語の標準語しか学びません。
来日するまでの日本語能力はだいたいN4~N5くらいで、このレベルですと標準語以外の地方の方言はまず理解ができません。そのため、実習生と話す際にはなるべく標準語を使うようにしましょう。
あと、実習生たちは理解があいまいでも「わかりました」もしくは「はい」と返事する傾向があります。
しかしそれでは仕事をする際に事故にも繋がり兼ねませんので、とても危険なことです。企業側としてはなるべく分かりやすい言葉を使用して話した方が良いです。
3.入社1ヶ月目は日報を書くようにする
作業の後に30分くらい仕事の日報を書くようにしましょう。
日報を書くようにすると1日の仕事を振り返り、ミスしたことや間違ったことに対して気をつけてもらえるようになります。仕事を覚えるスピードも確実に早くなると思います。
日報の内容は「何をしたか、何ができるようになったか、何を間違えたか、何を注意するべきか、何を改善しないといけないか」などを書いてもらうことをお勧めします。
そして、日報を提出された後には必ず担当者がチェックし、わからないことを教えてあげるようにしましょう。
外国人と日本人の働き方や仕事の進め方には必ず違いがあります。
そのため、実習生が日本人の働き方を覚えられるように企業側は通訳者を通じて詳しく説明していくと良いでしょう。
実習生が1日も早く仕事に慣れるように上記の3つをやってみていただければと思います。
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