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今、出来ることを出来る限りやろう!

2020年03月09日

ジーキューブパートナーズの青野です。


コロナ・ショックが経済に大きく影響を与えています。

世界的に株価も下落してリーマン・ショック以来の不況が来るという人もいるようです。

そうした中でも、狼狽することなく「今、出来ること、出来うる限りの手を打つ」ことが大切です。

落ち着くまでには少なくとも数ヶ月はかかるでしょうから各社、出来る限りの対策が必要でしょう。



今回のコラムでは、過去の大きな不況時に先輩諸氏が行った策をまとめます。



1)手元資金を厚くする

まず、売上低下に耐えられるよう月商の3か月分くらいの手元資金をもつ。
目先、必要でなくても借りられるだけ借りておく。
公的な補助金も、もらえるものは全てもらい、辛抱できる力を増しておくこと。


2)必需品(コモディティ)に力を入れる

不況になると、特別なもの、贅沢品が売れなくなる。
なので、日常使いの必需品が勘所。
MRO【Maintenance, Repair and Operation】※など日常的に 必要不可欠なサービスを志向することが大切です。

どんな業界にもそうしたコモディティがあるはず。



※企業が購買・調達する資材の総称である。もともとは製造業で使われていた言葉で、メンテナンス(maintenance)、リペア(repair)、オペレーション(operations)に必要な備品や消耗品をいう。
生産に直接関係する原材料や備品・消耗品は「原資材/主要生産材」に分類され、それ以外の工具、消耗品、補修材、などの間接材は「副資材」とされる。



3)業際(はざま)に力を入れる

今、やっていることだけでは、市場が縮小するので売上もモロに縮小する。

現在やっていることと、お隣の業界との間のはざま(業際)を狙って、新規事業を拡げる。
ただ、市場規模の縮小率と自社の売上低下率がそのままリンクするわけではない。
既存顧客への深耕度合い、サービス水準の満足度のランク、序列によって減少率に差異が出ます。



4)新規開拓
法人営業の場合、お客もヒマなので、話をきいてもらいやすい。
ちなみに、不況期は、実はチャンス。
エアビーアンドビーやウーバーも、不況期に生まれており、
新しいイノベーションは不況期に生まれる。




 

5)採用
不況期は中小企業にとって採用はチャンス。
どうしても人が採れなかった企業、職種でも不況期には採用難が和らぐことが多い。
余力があるならば今こそ採用活動に力を入れましょう。



いずれにしても日頃からの取り組みが大切ですね。
臨機応変、変幻自在に変化対応していける柔軟さが必要です。
「変化はチャンス、進歩」だと心得て乗り切っていきましょう。



今回はここまで。



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