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リーダーの率先垂範力

2019年12月09日


ジーキューブパートナーズの青野です。


前回は「計画化」について書いてみました。


今回は「リーダーの率先垂範力」について書いてみたいと思います。


「笛吹けど踊らず」という言葉がありますが、リーダーの皆様はいかがですか?


何事も「何をやるか」を決め、「やり方」を決定し、自らが「先頭に立って実施」しないとメンバー、部下の方々もなかなかついてきてはくれないでしょう。


昔から「指揮官先頭」とはよく言ったものです。


この「指揮官先頭」という言葉は、戦前の海軍兵学校(海軍の将校である士官の養成を目的とした教育機関)で厳しく教えていたことだそうで、指揮官たるべきもの、常に先頭に立って行動することが大切だということです。


連合艦隊司令長官だった山本五十六(1884〜1943)の有名な言葉に「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」というのがあります。


先頭に立たない人は「言って聞かせて」から始めてしまい、「やってみせ」のところが欠落しがちです。口先だけで自分自身が動かない状態では、部下はついてきません。


皆と「共に有る」状態、一体感を感じるリーダーにメンバーは突き動かされていくものだと思います。


特に基本方針や大切なことは、指揮官先頭で行う「覚悟」が必要だと思います。


私は「リーダーに必要な5つの気」ということを顧問先でお伝えしています。


それは以下の5つです。


①やる気

②元気

③負けん気

④根気

⑤勇気   です。


リーダーには上記の5つのスタンス、意識がメンバーの誰よりも強いことが必要だと思います。


「やる気」に満ちあふれ、「元気」で明るく、困難にも簡単に諦めない「負けん気」を持ち、簡単に変革出来ず、足踏み状態が続いても変革できるまで「根気」良く継続していく。

嫌われることを厭わず、誠心誠意、愚直に他社へのお役立ちを追求するためにトップ、上司への諫言や提案、部下への指摘、指導が行える「勇気」を持つこと。


なかなか簡単ではありませんが、上記の「リーダーに必要な5つの気」を持ち、「指揮官先頭」で事にあたることが「リーダーの率先垂範力」だと思います。


率先垂範力を高めていくためには、本人の意識づけと先輩、上司やビジネスコーチなどがメンターとなってサポートしていくことが大切だと思います。



今回はここまで。


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