会議の厳しさ
2024年09月23日
G cube partnersの島田です。
今回のコラムは「会議の厳しさ」です。
様々な会社様と打ち合わせをしていると「どんな会社が業績が上がるんですか?」とよく質問をいただきます。
これには短期・中期・長期的目線、戦略・戦術・戦闘レベルで様々な要因があるので一概には言えないのですが、あえて1つ挙げるとすれば会議の厳しさがあるかと思います。
「会議が厳しい」といっても、成績が悪かった従業員に対して厳しく叱責するのではありません。
厳しくするのは成績に対してではなく、会議の場でやると決まったことをやっていなかった場合や他責思考のある発言があった際に厳しい指摘や叱責があることがポイントです。
ここに対する厳しさが無いとやることをやらなくても許されるという意識が全従業員に蔓延し、無意識の内にぬるま湯体質の組織文化が醸成されます。
やるべきことをやらなければ当然業績など上がる訳もありません。
(「全従業員」と書いたのは、自分にも他人にも厳しい従業員はぬるま湯組織から離れるためです。トップ自ら厳しくありたいものです。)
会議の議事録が無い、前回の会議から今回の会議までの振り返りが無いということも同様ですし、そもそも定例会議が行なっていないというのは論外ですね。
また、業績が上がる会社は会議資料に対しても厳しいです。
特に、数字が間違っていたり入力漏れがあったり曖昧だった際に厳しい叱責があります。
正確な現状把握ができなくなるため業績が伸び悩む原因も追求できず対策を練ることもできないからですね。
数字に甘いことも良くない組織文化の一つです。
まずは会議の場で数字に厳しくありましょう。
たかが会議、されど会議です。
会議に対するあり方1つをとっても、組織文化を醸成するのですからきっちりやり切りたいものですね。
やることをやっていない従業員に厳しく
会議資料に厳しく
緊張感を持って臨みましょう。
今回はここまで。
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