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ルールと仕組み

2023年09月11日

<第56回>

G cube partners の青野です。



前回、「身口意」というお話をさせていただきました。

その中で自社の「必要確認事項」の一つとして以下の確認をおススメしましたが、実施していただけましたでしょうか?


『①ルールと現場の対応や評価が一致しているかどうか
 ルールが歪曲されている、違った運用がされているという状況はあちらこちらの会社で多く散見されます。
 また、そもそもルールが守られていない、形骸化しているという状況もよく見られます。
 形骸化したルールの運用時にはロスがミスが多く潜んでいます。
 時流や現状に合わせて既存ルールの総点検をしてみるのはとても有意義なことだと思います。』


ルールが定められているようで曖昧になっていたり、特別ルールが出来ていたりと基準が不明確、曖昧になってしまっていることはありませんでしたか?


簡単に確認しますがマネジメントを有効に実施していくためポイントは以下の通りです。


①明確な目標、ゴールを期限付きで定める
②その目標、ゴールが実現できるであろう活動計画を具体的に立てる
 →WBS(Work Breakdown Structure:作業分解構成図)的なものを作成する。
 →構成員一人一人の行動目標、活動計画にまで落とし込む
③スケジュール通りに進捗しているか短サイクルで振り返り、管理する
④やり切る
⑤成果を確認し、次の展開に繋げていく。

上記のどれかのステップが出来ていない、不十分な場合、思っている成果は上げにくいでしょう。



「経営は実行」と言われることもありますが、思ったこと、計画したことが実行できない(されない)と成果には繋がりません。
ですが、なかなか思ったことが実施できない、継続させられないということが多いと思います。

そのようなときに「なぜ出来ないの?」「しっかりやろうよ」「気をつけてやろうよ」という精神論的なことを言ってみてもなかなか解決しないと思います。

ですが、初めから実行する気が無いという人は少ないと思います。
皆さん、やろうと思ってはいるけどなかなか行動に移せない、行動自体を忘れてしますということが多いようです。



ほとんどの人は日々、ほぼ決まった活動サイクルというものがあります。
「朝、起きたら歯を磨く」「食事の後にはコーヒーを飲む」などなど。

このように人は日々の生活の中で意識せずとも習慣化され、自然に行動できることがいくつもあると思います。

新しく立てた目標を行動レベルに分解し、ルーチン化された日々の行動に紐付けて実行する。

そんな「小さな目標」「マイクロ目標」を立てると実行度合いが高まります。


個人としての動きも組織としての動きも新しく何かに取り組み、定着させていくためにはそんな「ルール化」と何をしたら何をするという「仕組み化」がとても効果があります。

「ルール化」「仕組み化」で誰にでも見える、分かる状態を作り、取り組み漏れを少なくしていく。

強い会社は上記の運用、実施が上手なようです。

是非、皆さんも取り組んでいただきたいと思います。



今回はここまで。



〜自分のために、相手の立場に立って、最後の一念で良い仕事をし、大きな成果をあげよう!〜
〜全ては自分が起点です。自責の考え方で、感謝の気持ちを忘れずみんなで豊かになろう!〜



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