2024年中古車販売初売りの所感
2024年01月15日
G cube partnersの島田です。
2024年もよろしくお願いいたします。
今回のコラムでは自動車業界、特に中古車販売業界における初売りについて簡単にまとめます。
自動車業界にとって1月の初売りが1年で最も売れる時期となっております。
そのため、1年の業績において最も重要になるのが初売りとなります。
私自身、今年も初売りの販売応援に伺ってきましたが、今年は以下のような特徴がありました。
①来場が昨年対比で20~60%近く落ちた。特に目玉車目的が減っている
②1月1日の来場が減り、2~3日など後ろになるにつれて来場が多い
③予算が下がっている
①について
今年の初売りは集客の落ち方が過去類を見ないぐらいの落ち幅でした。
考えられる要因は3つあり
・ビッグモーター問題により中古車の信用が落ちている
・さらにここにきてダイハツの認証不正問題により新車が納車できず、中古車の相場が上がっている
・生活コストが家計を圧迫して、買い控えが起きている
・総額表示がスタートし、冷やかし来店が減った
②について
1月1日の来場が落ちているのは今年に限らずここ3年ほど起きている現象です。
年々1月1日は家でゆっくり休み、わざわざ買い物をしにいかなくても良いということなのでしょう。
さらに大手中古車販売店も1月1日の営業をしなかったこともありました。
この現象は今後続くと見て良いでしょう。
また、1月3日までは昨年を割ったが、8日になるにつれて成約台数が昨年に届いたという会社もありました。
1月1日の優先度は下がってきていると感じます。
③について
中古車販売店において、元々50万円予算の来場が多かった店舗も、今回は20~30万円の来場が増えています。
私も実際に商談をしましたが、車両本体価格29.8万円と39.8万円に大きな壁があり、総額50万円を超えると見向きもされないということがありました。
①と関連しますが、やはり生活コストがどんどん上がっているため、車にかけられる予算が落ちていると見ても良いでしょう。
未使用車店においてはモデルチェンジが行われ、新車の車両本体価格がどんどん値上がりしています。
そのため未使用車店では100万円で買える中古車がよく売れています。
今後もこの傾向は続くと見て間違いないでしょう。
いかがでしたでしょうか。
来場の減り方が著しく今年は営業力を今まで以上に高め、成約率を高めることが重要になりそうです。
来店においては前を向くことが大変ですが、一歩ずつ着実に歩を進めていきましょう。
今回はここまで。
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