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仕事をするのは誰のため?

2024年12月09日

<第78回>

G cube partners の青野です。


今年ももうすぐ終わりですね。
この1年もほんとにあっという間に過ぎ去っていきました。


思った通りに進んだこと、想定外のことが起こり振り回されたことなど皆さんもいろんなことがあったと思います。


上手くいこうが、問題があり思っていた結果にならなかろうが仕事を進めていく上でとても大切で根本的なスタンスがあります。


「仕事は誰のためにするのか」というスタンスです。


「会社のため」や「お客様のため」ということをよく聞きますが根っこの部分で本心から「会社のため」「お客様のため」を思って仕事をしているのでしょうか。



言うまでもないことですが仕事は利用者の利に貢献することで成果に繋がります。



「不明確」「非効率」など「不」や「非」のつく言葉、状態を改善したり、相手、対象が今よりも少しでも「楽正早安」にあんることを提案したりといういことがそれに当たります。

相手の困りごと、不快に思うことなどを解決すること、相手に喜びや幸せを提供することが仕事と言えるでしょう。

上記の仕事を高いレベルで実行し、お客様に喜んでいただくために必要な知識や技術などを身につけるのは生半可なことではありません。

それこそ日々、いろんな困難な嫌なことに遭遇しながらもそれを乗り越えたり、時には落ち込み、心が折れて仕事を投げ出したくなってしまうこともあるでしょう。

そんな時、「何のために仕事をするのか」というところが大事になってくると思います。



このコラムの一番下に私が仲間たちに言い続けている言葉あります。
これは、かれこれ25年くらい前に前職で初めてチームリーダーになり、部下を持った時の最初の会議で伝えた言葉の一つです。



「自分のために、相手の立場に立って、最後の一念で良い仕事をし、大きな成果をあげよう!」
「全ては自分が起点です。自責の考え方で、感謝の気持ちを忘れずみんなで豊かになろう!」



社会の中で生きていくために仕事をする、それは誰のためでもなく「自分のため」です。

ですが、「自分」に都合の良いこと、利己的なことをしていると相手からの支持や評価は得られません。
「評価」は相手がするものだからです。



「自分」のために仕事をするわけですが、実施する内容は「相手」の喜ぶこと、求めていることになります。

「自分」が経済的にも精神的にも豊かになるために、相手に評価され、喜んでいただくために必要な知識、経験を積み、様々な困難を乗り越え、人間的に成長していく。

それこそが仕事をしていくということでしょう。



当たり前のことを書きましたが、上手くいっていない人の多くは「自分が起点」になっていなかったり、「他責思考」であることが多いです。

当たり前のことなどとカッコいいことを言いましたが、人間誰しも気持ちの浮き沈みもありますし、調子が出ないときもあります。

そんな時は少し時間を取ってリセットして挫けず、諦めずに取り組んでいけるといいですね。

周りの仲間で上手くいっていない人たちと根本の部分をざっくばらんに話し合ってみるのも良いと思います。





今回はここまで。




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