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特定技能2号における進退

2024年10月15日

G cube partnersの島田です。

今回のコラムは「特定技能2号における進退」です。



自動車整備業界も特定技能2号が認められるようになりました。



これに伴い、我々で紹介やサポート支援をしている外国人整備士も特定技能1号の後の進退をどうするかを考えている人が増えてきました。


進退をどうするのかは、四半期に一度の定期面談を通じて確認することが大切です。

以下はこれまで面談を通じて、今後の特定技能2号になったらどうするかを話し合った結果の3パターンについて記載をします。



①特定技能2号に上がる人

これは私の肌感覚ですが、特定技能2号に上がりたいと考えている外国人人材は60~70%ほどいるように感じます。

ただし、特定技能2号の試験は自動車整備2~3級ほどの試験問題で専門性が高く、かつ日本語で出題される問題であるため難易度が高いです。何度でも受けることができますが合格率は30%を切るほどです。そのため一朝一夕に受けて合格するものではなく、長い時間をかけて勉強する必要があります。

自動車整備に関する知識や実技、日本語の勉強など会社としてできることはサポートしてあげましょう。



②本国に帰る人

20~30%は特定技能2号にはならずに本国に帰ることを決めています。

家族や配偶者と相談をして生活の拠点を本国にする模様です。

この場合は、本国に帰ることを止めることはできないので、早めの内から次の採用活動を行いましょう。

母国語で引き継ぎができるのも帰国するまでの期間だけとなりますので、早めに採用することが大切です。


また、本国に帰った後もどんな仕事をするのか、必ず確認しましょう。

中には自動車整備で独立をしたいという外国人もいます。

その場合は会社としてサポートできないか、会社の支店として働かないかなどを案を出してあげることも良いです。



③まだ何も決めていない人

残りの10%はまだ決まっていない人です。

これまでの経験上、特定技能1号の期間を終える1年前の時点では今後の進退をどうするか大筋決めていることが多いようで、給料など条件によってはそのまま会社に残り続けたいと考える人もいるかと思います。

そのため、特定技能2号として日本で会社に残り続ける場合は給料はどうなるのか、役職はどうなるのか、仕事内容はどうなるのか、家族(特に配偶者と子供)はどうするのかを相談に乗ったり示してあげることが大切です。



以上が特定技能2号における外国人の皆様の進路の3パターンです。


自動車整備の特定技能2号の制度もまだ始まったばかりで、外国人の皆様も調べ始めていることが多いようです。

繰り返しますが、特定技能1号の時に必ず行わなければならない四半期面談を通じて今後の進退の相談に乗ることが大切です。


サポートが必要な際は我々にご相談ください。



今回はここまで。



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