自分の能力を上げて給与のアップを目指そう
2024年03月04日
こんにちは。G cube partnersの石木です。
本日は特定技能外国人の方に向けて「自身の能力を上げて給与アップ」に繋げようというテーマで書かせて頂きます。
最近、外国人、受入れ企業からも類似の相談をよく受け、同じような悩みを聞きますので、私なりに思うことを書かせて頂きます。
特定技能外国人が日本で就労する主な目的は、日本で就労して得た賃金を本国の家族に仕送りしたり、貯金をして将来本国に戻り起業したりする事である方が多数だと思います。特定技能外国人とは定期的に話をさせて頂くので、その節約術や夢を実現する意思・姿勢には感心する場面が多々あります。
特定技能外国人に限ったことではありませんが、収入を増やすには、労働時間を増やせば良いという考えを持つ方が多いと思います。収入を増やすために残業を自ら進んで行うことは決して悪い事ではありません。
しかし、これが許されるのは、残業するほど業務がある場合に限られてしまうという事です。受入れ企業としては、働き方改革、業務のへのAIの導入の影響で業務の量が減少傾向にある中、外国人からの残業の申し入れに対応する事はなかなか困難になっていくと思います。現に、受入れ企業からも業務量を効率化する中で、残業時間を増やして欲しいという要望は受け入れられないのでどうしたものかと相談を受けます。
このような状況からすると、残業を増やす事によって収入を増やす事は、今後は困難になってくると思います。そこで、自分のスキルを上げて収入を増やす事を考えてみてはどうでしょうかと提案をしたいと思います。
具体的には、まずは日本語のスキルです。特定技能1号においては、上司の指示を受けて正確に業務を遂行する。特定技能2号においては、自身の指示によって他の従業員をまとめることも必要になってきます。そのためには、正確な日本語を話す能力、聞く能力が必要になってきます。日本語の指示を正確に理解し、また日本語を正確に話すことができれば、業務の効率は上がり、成果につながります。
次に考えられるのは、業務分野の技術を向上させることです。例えば、自動車整備であれば整備士の資格に挑戦して資格を取得したり、飲食料品製造であれば、作業を早く正確にできるように練習して技術を向上させたりすることです。
このように、日本語や技術を向上させれば➀業務の効率が上がり、今までより短時間で業務が完成する②自由に使える業務外の時間が増える③増えた時間で日本語、技術を向上させる。これができれば業務の良いサイクルが完成します。受入れ企業は日本語や技術向上には手当を付ける傾向にありますので、収入アップに繋がると思います。
収入アップのためにもう一度自身の考え方を整理して行動してみてください。
本日はここまでとします。
株式会社G cube partners
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