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コミュニケーションで思うこと

2024年02月19日

<第65回>

G cube partners の青野です。

季節外れ?の暖かい日が続いてますね。
個人的には寒いより暖かい方が好きなのでとても有難いです。


今回はコミュニケーションで思うことを書いてみたいと思います。


先日、顧問先で雑談しているときお聞きしたことです。

「○○弱」とか「△△強」という表現をよく使うと思います。

「ここから駅までは15分弱で着きますよ」などです。

この文の意味は15分掛からないくらい、つまり、15分より少し(1〜3分くらい?)短い時間で着くという意味ですが、これを逆に捉えてしまう人が少なからずいるとのことでした。


その雑談では

「へー、そうなんですね。伝えたい内容が違った意味で伝わってしまうリスクがあって気をつけないといけませんね」

と話して終わったのですが、少し気になったのでミーティング後に調べてみました。

するとこの「○○弱」という言葉の意味を誤用している人が意外に多いという調査結果をみて驚きました。

なんと

10代・・・130票中39票(30%)
20代・・・158票中37票(23%)
30代・・・450票中83票(18%)
40代・・・1119票中216票(19%)
50代・・・1462票中205票(14%)
60代・・・853票中128票(15%)
70代以上・・・400票中72票(18%)

という結果だったとのことでした。

(2023.11.05 10:00の記事より https://www.j-cast.com/2023/11/05472303.html?p=all )


ほんとに驚きですよね?


「○○弱」や「△△強」という表現はさして難解な言葉でもないと思います。
しかし、これだけの割合で誤用したり、誤った認識をしている人がいるとなるとコミュニケーションの取り方、伝え方を丁寧にして変えていかないと伝えたいことが伝わらない、もしくは、伝えたことと逆に行動を取られてしまうというリスクが生まれてしまいます。

とても恐ろしいことですね。


コミュニケーションを取るときに、「これは知ってて当たり前」、「こんなの常識だよね」といった観念は捨てないといけないのかもしれません。

ただでさえコミュニケーションの絶対量が不足しがちな現代、せっかく取れたコミュニケーションが意味を成さない、逆の意味に伝わってしまうとしたらほんとに大問題だと思います。

言葉の意味、定義を含めて出来る限り共通認識が持てるよう日頃から接する時間の絶対量を増やし、一つ一つを丁寧に伝え、確認するということが大切だと思います。

メールや活字によるコミュニケーションが増えている昨今、端折った表現や文を用いがちですが活字の際は特に丁寧なコミュニケーションを心掛けましょう。


世の中は人と人の関わりがすべてです。

言いたいことが伝わる、相手の言いたいことが受け取れる環境を整えて良い場を作っていきましょう。




今回はここまで。




〜自分のために、相手の立場に立って、最後の一念で良い仕事をし、大きな成果をあげよう!〜
〜全ては自分が起点です。自責の考え方で、感謝の気持ちを忘れずみんなで豊かになろう!〜




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