ベトナムへの一時帰国の感想
2023年11月13日
G cube partners のファンと申します。
10月上旬に、出張も兼ねてベトナムへの一時帰国をしました。
相変わらずハノイは非常に発展しています。
ハノイの隣にあるバクニン省も非常に発展している印象を受けました。
今回のコラムはハノイ4日間の滞在と、実家があるバクニン省での2日間の滞在の感想です。
1.車を所有する人が増えています。
2019年以降、車を所有する人が3倍ほど増加したように感じます。
バイクに乗る人は少なくなっており、クラクションを鳴らす人も減りました。笑
また、ハノイでは、VINグループのタクシーやバイクタクシーが増加しています。
価格が手頃でサービスも良く、高く評価されているそうです。
そのため、利用者が増え、競争に対応できないタクシー会社が多く倒産しています。
VINグループはベトナム国内で最大手のグループであり、スーパーや自動車ディーラー、不動産、タクシーなど様々な事業を手掛けている会社です。
VINグループの1強状態はさらに勢いを増しています。
2.物価は日本に近くなる程上昇しています。
日常生活の商品は10~20%程度物価が上昇しており、ホテル代も30%ほど上昇しています。
それに伴い昨今は円安であるため、日本から持ち帰った円があまり多く使うことができなくなりました。
この状況に伴い技能実習で日本を選ぶベトナムの人たちが以前よりも減っていることが現状です。
また、特定技能における転職活動の人材紹介を手掛けていますが、より多くの給料を求めるベトナム人が増えてきています。
特定技能や技能実習、技人国で働くベトナム人を雇用している会社は「ベトナム人だから」と安く働いてもらうという考えはなるべく捨て、ベトナム人も日本人と同様になるべく多くの給料を支払えるようにしていった方が良いように思います。
3.日本に行きたい人や戻りたい人が増えています
2と少し逆行しますが、ベトナムでは物価がどんどん上がっており、給料も少ないため、働いても貯金することが以前よりも難しくなっているため、円安でも日本に行って働きたいと考えています。
また、日本政府が外国人が長期間働けるように特定技能2号の条件を広げたことで、日本への興味を抱く人が増加しており、すでに日本で働いたことがある人たちも再び戻りたいと考えている人が多いようです。そして、家族と一緒に移住したい人も多いようです。
これにより長期間就労できる有能な人材を採用できる可能性も高まっています。
いかがでしたでしょうか。
今後、ベトナム人の個人による車の購入がさらに増加していきます。
生活がますます便利になり、求めるサービスのレベルも上がっていってます。
国の情勢の変化や経済の状況によりめまぐるしく状況が変わっていますが、このコラムも今後の会社において実施することの参考にしていただきたいと思います。
株式会社G cube partners
〒104-0045 東京都中央区築地3-14-5 築地備前橋ビル3階
最新記事
カテゴリー一覧