社会人（新入社員）の心得

2022年03月28日

Ｇ cube partners の青野です。

今週末から新しい期が始まる会社が多いと思います。
４月はフレッシュな新人がたくさん入社されてくるでしょう。

「３日、３週間、３ケ月、３年」という言葉を聞いたことがあると思います。

誰しも勤め始めて３日後はまだ何も分からず、仕事にも人にも馴染めず、逃げ出したくなる最初の危機の時期です。
それを乗り越え、３ヶ月後、ようやく仕事も少し分かってきますが、自分が描いていた理想とは違う。職場の雰囲気も面白くないなどとネガティブな意識を持ってしまう時期。

そして三年後、人にも仕事にも慣れてはきたが、毎日が単調で変化がない。先を考えると発展性がなく不安だ。もっと自分に合う仕事があるのではないかなどと思ってしますことが多く、離職に繋がってしまうことがあることから注意しなければなりません。

それぞれの時期に意識するべきポイントは一般的には以下の通りです。

・３日：挨拶ができるのか、積極性があるのか見えてくる。しかし、たまに会社に来れなくなる人もいる細やかに目配り、気配りをして疎外感をなくす。

・３週間：職場の雰囲気にも慣れてきてメモも取ったり、分からない事は確認するか分かってくる。
　ここでも丁寧に目配り、気配りをして教える、育てるというスタンスをしっかりと持ちましょう。

　　　
・３ヶ月：仕事にも慣れてきて中だるみが現れて、大きなポカやミスをやらかすことが多い時期。
　注意喚起をしながら一つ一つを丁寧に処理させていきましょう。

・１年：一通り仕事や内容が理解できてきて自分から行動ができる人材かどうかが分かってくる。
　守・破・離の「守」で徹底的に身につけてもらいましょう
　
　※言葉には入ってないですが１年も入れました。

・３年：そろそろ一人前になり仕事ができる人材、できない人材に育ったか分かる。
　　優秀で運も良ければ次のステップに進んだり、仕事を継続してベテランになっていくので次の目標を明確に持てるようサポートしていきましょう。

皆さんも思い当たることがあったのではないでしょうか。

私が以前から新人に向けて伝えている「社会人としての心得」を参考までに記載します。

＜社会人としての心得２０＞
　①いつも笑顔を忘れない
　②挨拶は人より先にハッキリと
　③話し上手より聞き上手
　④相手のよいところを見つけてほめる
　⑤過ちは素直に認めてすぐ詫びる
　⑥感謝の気持ちを忘れない
　⑦同じことを言うなら気持ちよく、ユーモアは潤滑油
　⑧時間を守る
　⑨約束を守る
　⑩基本が身につき実行できる
　⑪向上心を持ち、新しいことに挑戦する
　⑫日常を大切にし、その積み重ねから自分流の改善方法を見つけ出す
　⑬自分の一番商品（得意分野）がある
　⑭良いと分かったことが実行できる
　⑮悪いと分かったらすぐやめる
　⑯素直で前向きな考え方
　⑰会社の代表者という自覚を忘れない
　⑱人を好きになり、人を知ることが楽しい
　⑲自己管理ができる
　⑳目標を明確に持っている