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自動車業界に特化したRPA情報交換会(part2)

2021年07月19日


G Cube Partnersの島田です。



6月上旬に自動車業界に特化したRPA情報交換会を開催し、前回のコラムでは、その情報交換会でどのような意見交換があったのかについてを記載いたしました。


今回のコラムは、さらに具体的な部門別のRPA活用方法として、車販部門のRPA自動化タスクの事例の一部をご紹介します。


情報交換会で意見交換をした全体的なテーマについては、前回のPart1のコラムをお読みください。



①成約札の印刷

自動車の販売店では、自店が繁盛店であることを演出する手法として毎日成約札を印刷して貼り出している店舗も多く、そのために成約した車の車種・お客様名・日付を記入し、印刷をしています。

(※画像はイメージです)

ある販売店様では、この成約札の作成・印刷・手入力(手書き)作業も、1件1件は3分ほどですが、1ヶ月積み重なると1ヶ月で2時間以上がこの作業に費やされていることがわかりました。


この作業がRPAで自動化することができたので、その2時間を別の業務に活用ができるようになりました。


この作業は、基幹システムから成約データ(顧客名・日付・車種)のデータをcsvで吐き出し、パワーポイントやExcelに入力するという手順ですが、このような作業はRPAで簡単に置き換えることができる内容です。




②在庫一覧表の毎日更新

販売店では販売成約後に在庫一覧表(MD表)から在庫情報を削除したり、内容を更新する作業が発生します。

この在庫データの編集も毎日行うため、基幹システムにログインし、データを吸出し、Excelで情報を編集するため毎日15分(月間6時間)ほどかかっていましたが、その時間も浮くようになり、その分、閉店準備の作業が早まっています。

働き方改革により残業時間の削減に取り組まれている会社様も多いため、とても良い自動化の事例でした。




③チラシの目玉車価格の変更

車販のイベントを実施する場合、通常プライスと異なり、目玉車のプライス設定を行う必要があります。

ある会社様では、金曜日にRPAでカーセンサーやGoo-netなどの在庫情報をチラシの目玉車プライスに変更し、もし売れ残った場合は月曜日に通常プライスに戻すというRPAを組まれています。

この作業は、手間が非常にかかるためこれまで手動ではやりきれなかったことであり、WEB上のプライスの変更が間に合いませんでしたが、これらをRPAを活用することでその変更が自動で全店舗行うことが可能となりました

集客アップにも繋がるため、非常に良い自動化の事例でした。




④カーセンサーへの車両の登録

あらかじめ基幹システム(この会社様の場合はJOCAR)に、仕入れた車両情報を入力しておき、そのデータを元にカーセンサーに車両登録を行なった会社様がございました。

Goo-netやカーセンサー、自社HPの在庫一覧表の車両登録に関しては、台数と頻度が多く、非常に手間がかかります。

1台あたりの登録時間は6分で、月間100台販売する店舗でしたら、約10時間分の時間が削減できたことになります。

ポータルサイトへの在庫登録はとても大変ですが、基幹システムに登録されている情報をカーセンサーに登録することは可能となります。

非常に手間がかかる内容なので、RPAのタスク化でとても助かったという事例でした。




⑤基幹システムから集計シートに粗利を入力する作業

基幹システムから成約した車両情報を吸い出して粗利を算出し、集計表に反映させるためのRPA化を行なった会社様もございました。

企業経営をする上で実績確認は必須であり、毎日集計をする必要があります。

そのため、毎日営業終了後に10~15分を行っていましたが、30日合計ともなると5~7時間ほどかかります。

この作業もRPAに置き換えることでこの5~7時間を別のことに活用できるようになりました。

残業時間の削減にもつながり、インパクトが大きいものとなりました。




⑥競合店のプライス調査

自社の車両在庫のプライスが地域で何番目に位置しているのかをポータルサイトで調査をするRPAを組まれている会社様もございました。

このようなマーケティングも、車種別で全車種を調べると丸1日かかる作業ですが、それらをRPA化することでマーケティングが効率化できるようになりました。

このように集客につながるマーケティングもRPAで行うことで、より地域1番店の店づくりにできていきます。






いかがでしたでしょうか。



今回ご紹介したマーケティング、集計、発注、プライス変更、POP作成は事例はほんの一部であり、車販部門でRPA化をできる業務は他にもたくさんあります。



RPA化にいち早く取り組み、顧客満足度を上げるための取り組みに時間を費やしていきましょう。




次回は、自動車業界の整備部門のRPA活用事例についてご紹介します。




島田の過去のコラムはこちら





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